新緑ノスタルジア

生きていくのがVERY楽しい

#ハロプロソロフェス 第2弾リクエスト

まさかの第2弾決定ということで今年もアンジュルム全員のリクエストを書いていこうと思います。

去年のは↓から読めます。

lettucekunchansan.hatenablog.com

こうして読むと一年でメンバーに対する印象がガラリと変わってるのがわかって面白いですね。去年から参加してるメンバーに関しては去年何を歌ったかも踏まえて考えてみたのでよければ。

 

 

竹内朱莉

 去年のベテラン組の流れ見てるとチャレンジングな勝負に出るより安定感を重視してるのかな?と感じました。安定感を活かしつつこの曲が持ってるパワーを炸裂させてほしいです。バラードコンサートを通して歌に対する自信が一層ついたとも思うので……。

 

川村文乃

 去年から「かむちゃんに切ない曲を歌ってほしい」って言ってきたんですけど、いよいよ「泳げないMermaid」で覚醒した感じがありますよね。というわけで、℃-uteからこの曲。「もう少し強い女だと思ってた 自分のことを」が聞きたい。

 

佐々木莉佳子

CanCam専属モデル抜擢など美しさの加速が止まらない莉佳子。ぜひとも℃-uteの精錬された美を表現してほしいと思いこの曲を選びました。あと莉佳子の声ってもともと岡井ちゃんっぽいハスキー声だったけど、歌唱力が上がって当時の岡井ちゃんにも匹敵するぐらいになっているのではないでしょうか。

 

上國料萌衣

 「かみこはあざとくない一派」としてまっすぐな可愛さで貫いてくれ~~~~という一心で選びました。一音目でオタクが卒倒するぐらいのパワーで頼む!

 

笠原桃奈

 桃奈はずっと色々なことを深く考えててそれゆえに葛藤することも多いのかな、と思ってたんですけど(だからこそ子供-大人で葛藤するような歌が合うと思ってました)、ここ一年の経験を通して、これは悟りを開きかけてるな?って思ったので、去年より歌詞の主人公の覚悟が決まってそうな歌を選びました。

 

伊勢鈴蘭

 どんどん#れらぴ系女子のブランドを定着させていっている鈴蘭。「泳げないMermaid」でも思ったけど、やっぱりこのアンニュイな声を活かしてほしい。あと「ほぼ日の怪談」見て確信したんですけど鈴蘭の男友達になりたいオタク多いでしょ、ということで……。*1

 

橋迫鈴

 去年の今頃はメンバーからもオタクからも「可愛いみんなの孫」扱いだった鈴ちゃん。しかし一年経った今、その要素を残しつつ「悪ガキキャラ」「イケメン枠」という新しい才能が開花しています。悪ガキ特有の万能感をこの曲で表してほしいです!

 

川名凜

 ケロンヌがアイス食べるときこういう深遠なこと考えながら食べてたら、嬉しいので。この曲はつんくさんのライナーノーツ*2でも「このアイスクリームという事を題材にいかに男前に歌うことができるか。」と言及されてますが、ケロンヌならそれができると思います。

 

為永幸音

「ゆらゆら くらくら」の歌声で初期モーニングの雰囲気が合うだろうなと確信しました。哀愁漂う曲とも迷ったけど、ここは幸せを感じられるこの曲で(幸せの音だけに)。

 

松本わかな

 ひなフェスでの「大器晩成」のパワフルな落ちサビを聞いて以来「松本わかなさんに叱咤激励してもらいたい」気持ちが頭から離れないんですよね……こういうのがモロに選曲に出るの、露骨にセクシーな曲リクエストしたりするよりハズい。

 

次点(敬称略)

Rockエロティック/竹内朱莉
悲しき雨降り/佐々木莉佳子
赤いフリージア/上國料萌衣
Good Bye 夏男/笠原桃奈
地球は今日も愛を育む/川村文乃
ジリリ キテル/伊勢鈴蘭
私は天才/橋迫鈴
夏DOKI リップスティック/川名凜
キソクタダシクウツクシク/為永幸音
ヤッタルチャン/松本わかな

 

今年も一人当たり2-3曲まで絞ってから最後の最後1曲に決めるのに本当に迷いました(メンバー1人につき1曲しかリクエストしてはいけないというルールはありませんが、これはマイルールです)。メンバー1人1人に対してまず「こういう路線が聞きたい」というテーマを選んでからそれに合いそうな歌の候補を何曲か考えて絞り込む方式です。

そういうわけで悩んだ経緯を今年も記録しておこうと思います。結局はメンバー本人が気に入った好きな歌を自分なりに考えた表現で歌ってくれたらそれでいい!

*1:この場合鈴蘭を差し置いて他の子を彼女にするか?という疑問はありますが……

*2:

Produce Work│つんく♂オフィシャルウェブサイト

「俺たちが常勝立海」という宣言―「テニプリ BEST FESTA!! 王者立海大 REVENGE」配信感想

※以下、ステージ上の演者さんはキャラとして表記します

他にも色々書きたい記事はあるのだが大学だとか親が骨折して身の回りの手伝いをしないといけなくなったりだとか、忙しさにかまけて何カ月も放置してしまった。なんとか書く習慣を取り戻していきたいなと思う。
そんなわけで復帰一発目はベスフェス立海の感想です。新テニが立海の再出発、幸村の物語が「もう一つのテニプリ」である以上、推しとは公言していないんですが注目する機会が多くてどうしてもこれは見ておかないとなと思って、配信を観た次第です。

 

「王者立海大」をタイトルに冠する意味

今回のライブは関東青学vs立海編の各シーンの生アフレコを縦軸に据え、そのストーリー進行に沿って歌唱する曲が選ばれたという。*1しかし、選ばれる曲は無印アニメ制作・放送期間にリリースされた楽曲・無印の名試合をベースに新たに製作されたOVABEST GAMES!!」テーマソングなど様々な年代から選ばれており、物語のみならずテニプリのアニメそのものの20年の歴史をアーカイブしていくようなセットリストとなっていた。

この記事を読んでいる人ならテニプリの物語の流れはすでにご存じだと思うので詳細は省くが、関東青学vs立海まで、立海は闘病中の幸村を欠いたまま無敗での全国三連覇を目指し駆け上がってきた。まさに常勝の王者である。ここに、「王者立海大」を冠した一つの理由があると思う。

しかし、理由はそれだけではないと考える。セットリスト全体を見ると、トークコーナーで玉川登場→「I LOB YOU」、レギュラー全員集合の「SUMMER HIGH」ブロック、切原VS不二戦後のアフレコ後の「驟雨」「ディープグリーンエバーグリーン」ブロックだけ少し毛色が違うことに気が付かないだろうか。リーディングで語られる本編の部分から少し外れた要素を歌うこれらの楽曲を立て続けに歌うこの部分は、「新」を含めた物語の時系列上最新に位置する「氷帝VS立海」をも経た立海、さらに言うならば「今」の立海を表しているパートだと考えている。関東大会・全国大会での敗北を経て再出発し、合宿・ワールドカップとさらに広い世界に触れて新しい「王者」としての道を歩く「王者立海大」の姿だと言える。

この二つの「王者」の姿を見せたことが、今の立場の立海にふさわしい内容だったのではないかと考えているのだ。


各パート感想

当日のセットリストは公式Twitterで公開されているのでここでもシェアしておく。

 

試合前のシーンのリーディングの後、「たとえ草試合であっても負けは認められない」常勝の精神と、幸村不在の中彼の思いも背負って戦おうとする真田の覚悟を歌う「No Surrender」、その裏で一人、病気と自分自身の心との戦いに挑んでいる幸村の「宣告」が続き、同じ時系列の中で複数の語り手が立ち上がることで、物語が一回り、二回りと厚みを増していく。

続いてダブルス2。ブン太の「だろい?」、ジャッカルの「GARURU!!!」とステージジェニックな曲が続き、先ほどまでの深刻な空気が嘘のように盛り上がる一方、ボレーと防御の徹底した戦術の分離も曲調の対比で表現されたように感じた。(余談だがこの2曲はテニラビの譜面も正反対の様式で面白い)

そして、立海キャストの皆さんの自己紹介を挟んでリョーマの「Still」。ここで「戦うべきライバル」としてテニプリの主人公・越前リョーマが登場することには、あくまで「今日の主役は立海」という意思と、彼らがコート上で勝負する意味が現れていると感じた。

ダブルス1。アフレコパートの「意外とノリノリじゃったぞ」「仁王~~くん!」の所にこの二人の関係がよく出てるなと思ってニンマリ。ここで仁王の「P気持」。「P」は「ペテン」でもあるし「Play」でもあるけれど、何より「Pleasure」でもあるし「Passion」でもあるのが、普段の飄々とした仁王の態度からにじみ出る全力で勝ちに挑む姿勢を感じられて、ここで歌うにもふさわしい曲だと思ったし、個人的に仁王のキャラソンのうちかなり好きなものでもあるので嬉しくなった。プピーナ。

続いてヤング漢の「業火絢爛」。前々から良い曲だと思っていたがこの関東立海戦編の文脈に入れ込まれたことによって、言葉の覚悟がこちらに向かってより一層飛び込んでくると感じた。「馴れ合いじゃなく/独りでもなくて/厳しさを共有することを方法論としてきた」が好き。

トークを挟んで、玉川の「I LOB YOU」とヤング漢の「SUMMER HIGH」。「I LOB YOU」はエースは切原に託しつつ部長として次世代の立海をまとめ上げるという約束の歌、切原へ歌われている歌と言っても過言ではないだろう。「SUMMER HIGH」はレギュラーが全員集合して思い思いの形で夏を楽しんでいた。テニプリというコンテンツ全体を通しての所感で、よく「まだ中学生」というワードが使われるが、その「まだ中学生」というワードを存分に表現している気がした。この舞台の主役は間違いなく、中学生という限りある時間を全力で駆け抜ける彼らなのだ。

しかしその空気も、シングルスに挑む生アフレコで一変する。柳の「Master Plan」、切原の「赤く染める月」とアグレッシブな展開が続き、ここまでの勝利を上回る勝利を幻視する。無論私たちは先の展開がどうなるかは知っているが、どうか勝ってくれ、負けないでくれ、と願ってしまうのだ。

そして満を持して「DISPECT」。草試合でのリョーマ戦以降、越前リョーマのライバル代表として立ちふさがり、「王者」の立海の中で最初から挑戦者としての闘志をむき出しにする切原、そんな彼との試合を通して「勝つことへのこだわり」に目覚め始める不二、両者の試合を見守りながら、次の展望を予見するリョーマ。そんな彼らの三者三様の歌声が絡み合い、イヤホンで音源を聴く以上、こちらの想像以上のパワーで畳みかけてきた。事前に二人のゲスト参加は告知されていたものの、この気迫ある登場には会場で声を出さなかったオタクたちも全力で称えたいと思った。私なら太もも~膝を叩いてアザ作りまくってるので。

関東大会が幕を閉じ、立海は準優勝に終わった。しかし「挑戦者」として全国大会に向き合う覚悟、幸村の手術の成功が次の展望を予見させる。

ここで幸村の「驟雨」である。厳しく荒れた雨風と、雨が上がった後の晴れた空が与える恵みを知っている彼はどこまでも進んでいけるのだ。「どんなことがあっても明日だけは必ず来る」というのは、今の私たちの現状に対するメッセージにも聞こえた。

本編ラストは「ディープグリーンエバーグリーン」。中学生=青春の終わりの匂いも感じさせるこの曲がラストなのには割としっかりめに泣いてしまった。なまじコンテンツが長続きしているぶん彼らの青春は永遠に続くと思ってしまうが、彼らは着実に時間の流れの中に生きているのだ。彼らがいつかこの時を思い出して笑ったり泣いたりできるといいな、この時の情熱と衝動を大人になっても忘れないでいますように、と密やかに祈った。

アンコールはもはやお決まりの「LASER BEAM」と、トークを挟んで締めくくりにふさわしい「ベスフェス~Are We Cool?~」。これまでの文脈関係なく盛り上がれるアンコールは楽しいけれど、ここで歓声や合いの手が出せない現地勢の歯がゆさも感じてしまった。LASER BEAMで合いの手が入れられないのは軽い拷問レベル。


テニプリがキャラソンを生み出し続ける意味

キャラソンそのものの物語と、その背骨となっている本編の物語を同時に味わうことによって、いくつかあるテニプリというコンテンツにおけるキャラソンの立ち位置のうち一つが明確になったライブでもあった。それは、「原作のエピソードをキャラクター個別の視座で再解釈」する立ち位置である。

テニプリに限らず、どのような作品でも本編の物語の進行はいわゆる「神の視点」ともいえるような、第三者が俯瞰する形で描かれることが大半である。今回のライブで軸となっている関東青学vs立海編では幸村不在で進む試合中心に描かれ、幸村の描写は本人の視点より真田など周辺の人々から見たものが多くなっている。

しかし、先ほどの繰り返しにはなるが「宣告」であれば、強くなりたい、もっと前に進みたい思いとは裏腹にうまくいかない現実に対する葛藤と迷いが幸村本人の視点で歌われる。一方で、「No Surrender」はそんな幸村の思いすら背負って戦う真田の覚悟そのものである。*2

同じ時点のことであっても様々なキャラの異なる視点・文脈が重なり合うことで、物語全体が縦横に広がり、作中世界全体がさらに深まるのだ。

ただ本編の展開と同期したキャラソンが生まれるだけではなく、その作中世界に生きている血の通った人間としての感情が滲み出ているのが、テニプリのキャラソンが持つ大きな魅力だと再確認できた。

原作・アニメ本編のストーリーをなぞるライブが物語をさらに補強する、という特徴はオーソドックスでありながらもとてもユニークなので、今後キャラソンの型を守りながらどのように既存の様式を飛び越えていくのか、に個人的に注目している。*3

*1:増田裕生さんのツイキャスでもこのことが述べられている

*2:そう考えると、本当は「for Yourself」とか「黒色のオーラ」とか聴きたかったけどそのタイミングは今じゃない、という視点も生まれてくる。この二曲は新テニの同士討ちのことを歌っているのでこのセトリに入れ込もうとすると色々と歪みが生じてくるのだ

*3:そういう意味で、映画リョーマでどんな曲が出てくるのかに期待しています

2020年総括

今年から晴れて大学生になったんですがその実感もほとんどないままに一年が終わってしまいますね……でもまあぼんやりしたり自分の趣味に没頭したりできるだけの精神的な余裕があったことは幸運だったかもしれません。

コロナ下で情報の取捨選択が得意になって優柔不断がちょっとマシになったかな~~とは思います。

クソッタレ2020、頼んだぜ2021って感じでやっていきましょう。はやく推しに会いたいよ。

 

ボイメンごと

有償無償問わずめちゃくちゃ配信してくれたのはありがたかったんですけど配信ってどうしても途中でトイレ行きたくなったり眠くなったり他の事考えたりして集中が途切れますね……リリイベぐらいの尺だと割と見れるんですけど長丁場になるとキツい。あと雑談系の映像付き配信がどうしてもしんどいので(音だけでいいじゃんってなるので)それ系全部見てません。すまんな。

でも本田君の24時間配信はめちゃくちゃ面白かった!!オタクはクッソ試されたけれども!!(推しの出番がド深夜もド深夜で本田君も小林さんも深夜スイッチ入ってるし私も深夜テンションだからもう何されても面白くて仕方なかった)

そういう意味で映画館やライブハウスって「強制的に心を『集中モード』に切り替える」って意義があったんだと気付きました。

あと後輩たちへの解像度も少し上がりましたね。けんぱが可愛いし頼我くんも応援したい。

今年は推し活の時間をほぼ楽曲・パフォーマンス深読みに充ててました。

lettucekunchansan.hatenablog.com

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それから地味にこういう企画↓もやってました。年度末には事務所全域を対象にした楽曲大賞もやる予定なのでよしなに。

f-award.hatenablog.com

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ハロプロごと

自分ってハロプロ箱推しというよりアンジュルム大贔屓(おおひいき)のほぼ単推しのオタクなんじゃないか?と思った一年でした。

むろの卒業が単独卒コンではなくひなフェス、しかも無観客で、「あんなに一生懸命に頑張ってきたハロメンにそんな仕打ちをしなくたっていいじゃないか!」と憤っていたのが遠い昔のようです。ロングスカート部分が着脱式で、一緒にガンガン踊れるスタイルだったドレスが実にむろらしくって淋しいはずなのになんだか笑顔になってしまいました。

それからも全くライブができない時期があったりと紆余曲折ありましたが、最推しの船木結ちゃんの卒業を無事に見届けることができて良かったです。卒業が延びたことで本来生まれるはずのなかったイベントが多くてオタクって「嬉しい誤算」に弱いよな~と改めて思いました。

特に鈴蘭との「やってんな」合戦は確実にふなちゃんの大きな置き土産でしょうし、ソロフェスに出ることも、新メンバーと絡むことも本来ならありませんでした。

卒コンの鈴蘭からの言葉で大爆笑してたナイトルーティン動画が泣き動画に変わってしまいましたね……


アンジュルム伊勢鈴蘭のナイトルーティン★Layla Night Routine

ちなみに今年の楽曲大賞はこんな感じでした。

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テニスの王子様にハマった話

今年一番想定外だった話しますね?このタイミングでテニプリハマるなんて思ってませんでした。

元はと言えばたまたま流れてきた全国立海の配信を見たのがきっかけなんですよね。これのおかげで敬遠してた2.5次元に対しても身構えずフラットに見られるようになった。

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その後一気に原作も読んで、こんなハマると思ってませんでした。それでもファンブックにアニメにゲームにまだまだ掘る鉱脈があるのが長寿コンテンツたるこのジャンルの恐ろしいところですね。来年は氷帝vs立海の配信に新作アニメ映画の公開が既に決まってますし、アニメ20周年ってことでまだまだ面白い企画が待ってるんだろうなと思ってます。テニミュ4thも控えてますしね……(新テニミュはこれっきりだけじゃなくて今後もやるのかな?)

このコンテンツ、「ネット炎上(本当にコートでネットが燃えている)」然り「デカ過ぎんだろ……」然り中高生の人間離れした有様が注目されがちですけど、彼らの内面はどこまでもテニスに真摯に向き合ってて、友情や他の趣味や勉強も悩みながら楽しんでるごくごく普通の中高生たちなんですよね。そこらへんはすごく許斐先生が一人一人のキャラに真摯に向き合ってる(まるで生きている人間のように!)んだな~と思ってます。

あとはリアルな身内に不二周助さんのオタクがいるのが発覚して余計にズブズブハマっていきましたね……。孤独にハマるのにも限界がある。

芥川慈郎さん、私(わたくし)にもシオマネキ見せてください。

 

創作活動

テニスで久々に新しい二次元ジャンルにハマったのと同時に足を洗ったと思っていた腐女子に戻ってしまいました……創作アカウントまで作ってせこせこヘッポコ絵とSSを製造してます。ここまで熱心に二次創作やってるの多分中学以来。萌えのパワーって怖いですね(うわあ!いきなり正気に戻るな!)

来年は本出してみたいな~と思いつつ、既に今一つ考えてる企画があるので楽しみにしておいてください。

あとニコマス製作もゆるっと復活してました。

www.nicovideo.jp

↑を2019年2月に投稿して1年半ぶりぐらいにMAD作りましたね。

www.nicovideo.jp

個人作1本と

www.nicovideo.jp

こちらのメドレーに参加させていただきました。

 

 

その他ジャンル

ニジガクおもしれ~~~~!!!!!!ウルトラマンZ楽C~~~~~~!!!!!!!!!!!キラメイジャーあったけぇ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!ワートリ再燃!!!!!!!!!!!!!!!MIU404、ありがとう!!!!!!!!!!!!!!

みたいな感じでした。お笑い界隈に底無し沼の気配を感じており、本能的に避けようとしています

 

聴いてよかった音楽

曲単位、アルバム単位に分けてざっと箇条書きで。

・ドント・ストップ・ザ・ダンス /フィロソフィーのダンス

・清濁あわせていただくにゃー /わーすた

・週刊少年少女アイドル /虹のコンキスタドール

・まろまろ浄土 /巫まろ

・Not Found /Sexy Zone

・Sorrow /松尾太陽

・リテラチュア /上田麗奈

・A Perfect Day for Earl Grey/アールグレイ日和 /カジヒデキ

・BL /女王蜂

・感電 /米津玄師

・Let's go C! /芥川慈郎(CV.うえだゆうじ)

・無敵級*ビリーバー /中須かすみ(CV.相良茉優)

 

JUGEM /嘘とカメレオン

・HELP EVER HURT NEVER /藤井風

・キテレツメンタルワールド /東京ゲゲゲイ

何のオタク??????

 

おわりに

ま~~~~~文章としてまとめるのはこんなところにしておきましょう。色んな分野に手を出してますが企画屋さんしてる時が一番楽しいです。来年も何か面白いことができたらいいなと思います。というかそのために今動いてます。

docs.google.com

ハロプロを通して他ジャンルを知る」をテーマとしたコラム・論文の企画を今動かしてるのでよければ!!!!!↑が要綱です!!!!!!!

 

2020年も「新緑ノスタルジア」及びレタス/キャベツを愛してくださりありがとうございました。2021年も愛し合いましょう。

ハロプロ楽曲大賞'20に投票してきました

これで投票してきます。去年の投票はこちら↓から

lettucekunchansan.hatenablog.com

 

とりあえず投票コメントをそのまま載せていきます。投票前にYouTube部門のノミネートリストを見返したんですが腰抜かすレベルで多くてコロナ下でも少しでも楽しんでもらえたらと動いてくれたハロメンや事務所には頭が上がりません。

 

楽曲部門

5位 Borderline

Borderline

Borderline

  • Juice=Juice
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


JJの圧倒的歌唱力でどんな曲でもねじ伏せていくスタイルを表すならこれだな~~と。詞や曲そのものに新鮮なギミックはないけど聞くと上がる。歌詞がTokyoグライダーの系譜っぽい気がする。


4位 コンプレックスにサヨウナラ!

コンプレックスにサヨウナラ!

コンプレックスにサヨウナラ!

  • ミニーズ。?
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


やっとミニーズ。?に投票できる!!人選が俺得(死語)過ぎるのも相まって大好きな曲。ふなちゃん卒業までにもう一回見たかった……


3位 ずっとずっと

ずっとずっと

ずっとずっと

  • カントリー・ガールズ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


カントリー・ガールズの最初で最後のつんく曲。でも本当はもっとたくさんのつんく曲を聞きたかった。幸せな恋愛の途中ってテーマもグループにぴったり。振付がふなちゃん製作と聞いて彼女の未来までも幻視してしまいました。


2位 ミラー・ミラー

ミラー・ミラー

ミラー・ミラー

  • provided courtesy of iTunes


強気な女性の弱いところ、みたいなのはここ1~2年ぐらいハロ曲のテーマとして強くあると思うけど、その二面性両方に対して「全部全部わたしだよ」って言えちゃう雨子さんの歌詞力(かしぢから)に圧倒された。踊ってるアンジュルムが好きだからゴリゴリのダンスナンバーが来たのも嬉しい。


1位 限りあるMoment

限りあるMoment

限りあるMoment

  • provided courtesy of iTunes


初めて聞いた瞬間から、ようやく時代がアンジュルムに追いついた!と感じた。「私を作るのは私」の頃の焦燥感、不安感はもうどこにもない。「自分のため生きる それで誰かにも勇気届けられるなら死ぬ気で生きたい」ここにすべてが凝縮されてる。

 

MV部門


3位 ビタミンME


BEYOOOOONDS『ビタミンME』
このMVが出たころ、緊急事態宣言が出て大学に登校できなくなったりして心も失意のどん底に沈んでいたんですが、本当にこの曲があってよかったなと思います。こういう表現は陳腐なのであんまり使いたくないんですが今回ばっかりは本当に彼女たちに救われた。早くみんなで「みいみ!」って言いたいね。


2位 限りあるMoment


アンジュルム『限りあるMoment』(ANGERME [A Limited Moment])(Promotion Edit)


フィジカルで勝負しに来たMVで、歌詞のメッセージ性をそのまま映像として出された感じ。本当ならぴあアリーナで火柱とともに歌ってたのかな……と叶わなかった未来に思いを馳せてしまいます


1位 ミラー・ミラー


アンジュルム『ミラー・ミラー』(ANGERME [Mirror, Mirror])(Promotion Edit)


限モーがフィジカル勝負ならこっちはテクニック勝負。ミラーということで鏡写しや万華鏡っぽいコラージュを多用して何回見ても飽きないMVで、しかも衣装もカラフルでお洒落で私好み。非の打ち所がないMVだった。

 

YouTube部門


5位 「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」#05


「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」#05


高木紗友希さんが歌うまいことなんてもう「地球は丸い」ぐらい当たり前の認識なんですけど、それでも普段聞いてる歌のアレンジ違いで再確認させられた感じ。れいれいのボイパとの相性も良くてこのシリーズの中で一番ループ再生しました。


4位 「あざとくて何が悪いの?」YouTube限定あざとカラオケ~アンジュルム 上國料萌衣/LOVE涙色/松浦亜弥


「あざとくて何が悪いの?」YouTube限定あざとカラオケ~アンジュルム 上國料萌衣/LOVE涙色/松浦亜弥~
かみこフィーバーを止めるな!!火を絶やすな!!の意味で投票。


3位 カントリー・ガールズニュース


カントリー・ガールズニュース


カントリー・ガールズ、いちオタクの目からしたら決して100%満足したうえでの終わり方には見えなくて、「かわいそうなんかじゃない!」って自信を持って言えないことがつらかったけれど、最後まで笑顔にさせてくれて本当にずるいよ、と思いながら見てました


2位 アンジュルム《MV鑑賞会》限りあるMoment/ミラー・ミラー


アンジュルム《MV鑑賞会》限りあるMoment/ミラー・ミラー


MVを見るアンジュルムのリアクションが大好きだ!!キューティーむすぶたんモードを軽くいなす桃奈が見られただけで丸儲けみたいなところはある。


1位 アンジュルム伊勢鈴蘭のナイトルーティン★Layla Night Routine


アンジュルム伊勢鈴蘭のナイトルーティン★Layla Night Routine


「れらぴ系女子」「伊勢鈴蘭=あざとい」を不動の物にしたこの動画、船木推しとしては「船木結の置き土産」としても注目してしまう。もしコロナ下でなければこの動画も生まれず「ふなれら」も爆発しなかったことを考えると本当に世の中タイミングだな……と思わされます
卒コンの鈴蘭の言葉の影響で爆笑しながら見てたこの動画が一気に泣き動画になりました。

 

推しメン部門

船木結

ずっとずっと大好きです。カントリー、アンジュルムの枠を超えてハロプロ全体に誰より奉仕してきた人だと思うから、メンバーの皆も言ってたけどこれからは自分自身のやりたいことを最優先して、誰よりも幸せに生きてください。

 

推しは卒業していったけれどアンジュルムという箱自体に去年以上に愛着が湧いたし、新メンバーからも目が離せないのでハロオタ・アンジュルム推しはやめません!!

大久保薫さんのアレンジが好きだ!つんく♂×大久保薫楽曲個人的3選

場末のアイドルオタクが書いてるこのブログを読んでいる人なら大方音楽を聴くとき作詞・作曲者を意識して聴いていることが多いと思うんですが、「編曲者」まで意識している人はどれぐらいいるのでしょうか?

もっと編曲にも注目してもらいたい!というわけで、今回は私が特に好きなアレンジャー・大久保薫さん編曲のハロプロ楽曲に絞って厳選した3曲について書きたいと思います。

大久保薫さんアレンジの特徴

ざっくり言うと「EDM路線強め」「ピアノ、ストリングスが華麗」辺りかなと思います。あと近年はサビがどこかわかりづらい曲をアレンジしがちな印象。

代表的なハロプロ提供曲は「One・Two・Three」「Help me!!」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「What is Love?」「TIKI BUN」など今に続くEDM路線確立に大きく貢献した楽曲のオンパレード。つんく♂さん勇退後も「夢幻クライマックス」「赤いイヤホン」などのアレンジを手掛けています。

ハロプロ以外だと小倉唯Honey♥Come!!」竹達彩奈「OH MY シュガーフィーリング!!」などの可愛い路線が好き。*1

 

Fantasyが始まる

 さゆメイン。「One・Two・Three」以降の本格EDM路線より前の曲ですがどことなくボカロ曲っぽさも感じる電子音ゴリゴリの一曲です。

さゆの尖った声質が物凄く生きてるのもそうなんですけど、れいなのBメロやラスト愛ちゃんのフェイクなどこのメンバーがいるからこそ完成した曲なのではないかと思ってます。「ガラスの靴」「かぼちゃの馬車」など童話「シンデレラ」のモチーフが束縛の象徴として登場し、それを「自由で何が悪いというの?」と一蹴する歌詞で、まさしくFantasyな曲。

ちなみに、つんく♂さんのライナーノーツ*2

にはこう記載されています。

曲自体はとてもセクシーな曲で、
リズムや音色からもセクシーをアピールしてみました。

展開はシリアスですがイントロの電子音には「何が始まるんだ……!?」というわくわく感があり、それを繋いでうねうねする低音とピコピコ音が続く。サビや間奏では要所要所にクラップ音が入るのも楽しい。蓮っ葉な歌詞も合わさってシリアスなのに楽しいという不思議な感覚になります。

Fantasyが始まる

Fantasyが始まる

  • provided courtesy of iTunes

 

 

イジワルしないで 抱きしめてよ

かなともの耳に残る「私はローズクオーツ」のワンフレーズと、最近星部ショウさんがご自身のYouTube動画で激推ししているのでもおなじみのこの曲。*3

この曲はピアノのメロディが本当に良い!!大久保さん編曲の時のピアノが本当に好きです。イントロは勿論Aメロが無限に聴ける。ずっとベンベベ鳴ってる低音とキラキラのピアノのシナジーを感じる。

そしてサビ手前の「お願い」で一瞬静まり返ってボーカルを聞かせるのも、そこからブラスがワッと入ってきて一気に盛り上がりその勢いを殺さないまま間奏に入るのも最高。Cメロが終わってラスサビから半音上がるのも最後まで飽きない展開。


Juice=Juice 『イジワルしないで 抱きしめてよ』[Don't be spiteful, but embrace me](MV)

 

KOKORO&KARADA

大久保さん編曲はピアノだけじゃなくてストリングスもいいんだよということを声を大にして言いたい。*4そしてそういう楽器サウンドと電子音のバランスが良いということも。まずイントロを聞いてほしい。

展開についていうとこの曲はBメロ~サビ入るところまでの流れが最高。ソロパートがメインのBメロの掛け合いで盛り上がったところにサビが来るか!?と思ったら綺麗なピアノが入る。サビじゃない。そしてピアノに聞きほれていたところにガツーンと「君が好きさ」が入ってくる。

バックトラックとしてピアノがその中心にありますが、特徴としてはサビでドラムのリズムを無くしてしまうというJPOPとしては無謀なアレンジに仕上げてもらいました。

サビから行くで!って思わせておいて最後まで絶対にそうさせない。

なので、曲としては間奏の部分がきっと一番ライブで盛り上がる場所になるだろう部分です。

僕も大久保氏もサビで突き抜けたいけど我慢するというフラストレーションを目一杯溜めてるので、その分間奏で思いっきりはじけられるフレーズにしてもらいました。

間奏はメンバーをほったらかしにしてでも、ファンのみなさんで一体になって弾けてやってください。

つんく♂さんのライナーノーツ*5

にはこう書かれています。

実は最初聞いたときこの展開にあんまりピンとこなかったんですよね。普通にサビに行けばいいじゃんと思ってた。だけど聞けば聞くほどこのピアノがない状態が考えられなくなって、普段アンジュオタのくせに今年の楽曲大賞これ以外ありえないな~~~ガハハ!!!!とか言うようになってました。やがてその意味に気づく遅効性ミュージック……*6


モーニング娘。'20『KOKORO&KARADA』(Morning Musume。’20 [Minds & Bodies])(Promotion Edit)

 

 結論

この記事を書くにあたって改めて色々曲を聴いて他のアレンジャーさんが担当した曲とも聞き比べたりしたんですが、やっぱり編曲で大きく曲調が変わっていくんだなと実感しました。

番外編で次点の曲たち。

スマイレージ名義だとつんく♂×大久保薫曲多いんですけどアンジュルムに改名後はまだないのでいつか来てほしいです。

*1:この辺の可愛い路線はスマイレージ「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」辺りの匂いがする

*2:

https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-10723599481.html 

*3:私も「お願い」のあの音の上がり方大好きです

*4:この曲のストリングスは生だそうです

*5:

https://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-12532094158.html 

*6:漫画「ワールドトリガー」の「やがてその意味に気づく物語」「遅効性SF」のキャッチコピーが好きすぎてパクってしまいました……

【覚書】ボイメンのオンライン特典会に参加しました(追記あり)【SHOWROOM Meet】

取り急ぎですが!たった今終わった!(マジでたった今です、爆速で書いてます)ボイメンことBOYS AND MENのオンラインお話会に参加した記録を書き残しておこうと思います!

真面目な話すると少しでも後々の部や明日以降に参加する人、今後SHOWROOM Meetを使用した特典会に参加する予定のある他界隈の人のためになればな~と思って筆を執った次第です。体験した流れと感想を書いておきます。

 

開始時間までにやっておくこと

大方この辺のサイトに書いてあるんですが↓

使い方 | SHOWROOM Meet

イベント概要・受付スケジュール | UNIVERSAL MUSIC STORE

 

SHOWROOM MeetのアプリからSHOWROOMのアカウントにログイン

②トップ画面右上にあるアバターのアイコンから「マイページ」を開き、「チケット引き換え」へ

③「UNIVERSAL MUSIC」をタップ(ボイメン以外にもPENTAGONさんの特典会もこちらからのようです)

ユニバーサルミュージックから送られてきたシリアルコードを入力(機種やOSの問題かもしれませんが、私の場合コピペ非対応だったので手打ちで入力することになります。ミスがないように気を付けましょう)

⑤申し込み受付時間になったら、特典を購入したメンバー、特典券を出す枚数(界隈によってまとめ出しの可否はマチマチだと思います。今回のボイメンのイベントの場合は必ずすべてまとめ出ししてください)を選んで本人確認画面へ

⑥本人確認画面。

自分の顔」と「身分証明書」が1画面に同時に映るように写真を撮る必要があります。撮影する時は画面上にガイドの枠が出ているのでそれに合わせて撮ると確実。

身分証一枚につき表・裏または表・住所記載面で2回撮影しないといけない(おそらく原本か確認するため)ので、そこも気を付けてください。(表に住所が記載されているものでも2回撮る必要があります)

⑦本人確認には大方2~3分ぐらいかかります。(受付時間ギリギリだと間に合わない可能性もあるので、余裕をもって行動してください)問題なければそのまま待機画面に自動で切り替わります

⑧時間になれば特典会が始まります。

待機画面に出ている待ち時間は結構正確です。その間アプリをバックグラウンド状態にしたり端末をスリープ状態にしていても問題ありませんが、アプリは起動したまま、通知をオンにしておいてください。(自分の番になったとき通知が来ます。自分の番になったら邪魔にならないよう通知は切った方がいいかも

 

特典会開始~特典会中に注意しておきたいこと

・事前に4GとWi-Fi両方で回線のスピードテストをして早い方に設定しておきましょう(推奨回線はアップロード・ダウンロードともに5.0メガビット/秒以上。簡易テストは「スピードテスト」でググるとできます)。

・待機画面でもメンバーのアイコンのそばに「待機中」「休憩中」「Meet中」と状態の表示がわかりやすく出るので、割とリアルな特典会さながらの緊張感があります、トイレ行ったり水分補給したりは時間に余裕があるときにこまめにしておきましょう(待機途中でトイレに行けるのがオンラインの利点!)

画面は縦で固定です

・画面はアプリ内でメッセージが出たあとシームレスに推しの画面に切り替わるので「アッ」とか「うおっ」とか言っちゃうと思います、マジで突然

・通話の時間にアプリが起動していない場合はスキップされ次の人になりますが、特典時間内なら並び直しが可能なようです(逆に言えば時間が終了したらもう並べないし後の部への振り替えもできないので、時間は厳守がベター

・部屋の飾りつけ、手持ちのグッズや円盤を見せるのは(顔が隠れないようにすれば)OKです。多分ペットもOKだろうけど情報求む。

SHOWROOMで設定したアカウント名はメンバーからも見えているらしいです(RNやTwitterのHNを知ってほしい人は揃えておくといいかも)

通話中は画面の上の方に残り時間を示すバーが出てきます(が、話すのに集中するとあまり見られない)

 

iOS14の方は通話開始時にダイアログが表示されるので、「OK」をタップして通話に進んでください

・握手会や撮影会のときにあった剥がしギリギリで粘る行為ができません、時間になったらプツっと終わる

(追記)

・普通の電話感覚で臨むと若干音量が小さめなので、音量は気持ち大きめに

・ワイヤレスのイヤホン/ヘッドホンだと遅延があるのでできたら使わない方がいいかも

 

参考:30秒だとこれぐらい話せる

今回特典券(仮想)1枚につき30秒話せるのですが、実際30秒だとどれぐらい話せるのかの記録としてレポを残しておこうと思います。(適度に適当に補ってるので内容の正確さは保証できません)

 

(通話に切り替わった瞬間↓のポーズで待機していたので、あまりの可愛さに何を言おうか忘れそうになる)

f:id:lelelettuce:20200921122554j:plain

私:(ここで喋らなきゃモードになる)アッこんにちは!!

ゆーちゃむ:笑

私:現場ない間これ(ボイステの円盤を出す)とか

ゆーちゃむ:お~!

私:これ(テニミュの円盤)とか

ゆーちゃむ:あー!

私:これ(恋レピの円盤)とか見て、やっぱりいいなあ~って思って……

ゆーちゃむ:うんうん

私:(ここで残り15秒なことに気づき焦り始める)アッあと、前につんくさんがボイメンのこと話してくれてた*1じゃないですか、私ハロプロも好きなのでいつか曲提供してくれたらいいなーって私も思って、

ゆーちゃむ:ね、いいもんね~

私:そう、いつか、ね、アッ(残り2秒ぐらい)、じゃあ!!(ここで時間切れ)

 

みんなはもっと有効に限られた時間を使おうね!レタスくんとの約束だ!!!!

 

※久々の接触で挙動不審になったとか関係なく常に私は割と早口なんですけど、これでも時間足りるか足りないかの瀬戸際だったので、本当に、本当に何を話すかよく考えたほうがいい(前述の通り時間になったら即終わるので)(特に自分から話振らないと会話が続けにくいタイプのメンバーはそう

 

所感

 オンライン通話会の長所

・通常のユニバイベ*2だと交通費がかさむ人、それぞれの事情でなかなか一日家を空けられない人でも参加しやすい

・現場に一人で参加する時のあの虚無の時間もタイムラインを見ていると潰せる

・推しは画面越しでも可愛い

短所(?)

・リアルイベントの時にあった「剥がしギリギリで粘って話す」ができない

・(私はあまりこだわらないけど)鍵開け・鍵閉めのメリットがない

・現場でオタクと会ってやんややんや話すのができない(タイムラインで疑似体験しよう!)

思いのほか緊張感や満足感はリアルイベントと大差なかったです。

 

それでは、皆さんの特典会が楽しいものになりますように!

*1:

つんく♂ on Twitter: "ボイメンの彼の滑舌含めコメントまとまってて、聞いててきもい良い。" ←これ。「彼」はこの時ケンミンショーに出演していた水野勝さんのこと

*2:基本東名阪で開催

鏡が映し出すのはどんな自分?―アンジュルム「ミラー・ミラー」深読み

アンジュルムの「ミラー・ミラー」が想像以上にぶっ刺さっており毎日毎日ループしている。

youtu.be

わかりやすく乗れるダンスナンバーで、タイトル通りシンメトリーを意識して踊るメンバーがかっこいい。そこも好きなポイントなんだけど、なんだけど。

私はこの曲の「歌詞」が気になって仕方ないのだ。

児玉雨子さんの書く歌詞が、今までより断片的な文体な気がする。「本当の自分」という共通したテーマを扱う「マナーモード」なんかは短編小説を読んでいるような感覚になったが、その感覚が薄れた気がするのだ。

youtu.be

また、アンジュルムはここ最近「強い女」のイメージで語られることが増えたように思える。だが、それだけじゃない要素がこの曲に強く出ている感じもした。

そうした「違和感」から、この曲を深読みしていこうと思う。

 

 

この曲の主人公は誰?立場は?「マスカラ落ちてる」のは泣いているから?調べてみました!

まず、この曲の主人公は何者なのか。

"すっぴんのまま勝負しなよ" 簡単に見せてあげないよ」「メイクとか褒めてもらっても なんて返せば感じがいいかな」という歌詞からは、他者から見られる「わたし」というものにとても意識的なところがあると思った。それが前者ではプライドの高さ、後者では迷い*1という形で出てきている。

また、

Mirror mirror, mirror mirror ball

Who's the fairest?

Mirror mirror, mirror mirror ball

Who's the lonliest?

 

この世でいちばん

美しいのは?

臆病なのは?

とミラーボールに映る自分に問いかける。やっぱり「自分」というものに対する意識が人一倍高いのではないだろうか。

この辺りは言うまでもなく白雪姫の「鏡よ鏡……」のくだりが元であるが、このフレーズと「ミラーボールのあるダンスフロアで踊る若者」を結びつけるセンスがすごいと思う。

しかし「答えは散らばったまま」なのである。ミラーボールはいろいろな角度から自分を映し出しているのに光を反射させるだけで、白雪姫に登場する魔法の鏡のように何か答えてくれるわけじゃないのだ。だから「誰か見抜いて」となる。

また、さらに気になる歌詞がある。

音楽も視線も言葉も

通り過ぎて行ってしまうの

 

ちょっぴりの好き

めちゃくちゃ不安

これらは、自分に対する注目は一瞬一瞬のうちに現れては消えていくことを憂う姿を表現しているのだと思う。しかしメタな読み方をすると、これはこの曲を歌い、踊る「アイドル」の彼女らにも当てはまることなのではないか?ファンやたまたま目についた人々の自分への興味・関心は一瞬で通り抜けていく。この歌詞を歌わせたことにちょっとギョッとする。*2

そしてフル解禁直後から話題になっていたこのフレーズ。

唱えて独り 鏡よ鏡

マスカラ落ちてる…

主に「歌詞の主人公は泣いているのか?泣いていないのか?」でオタクの間でも意見が割れていたが、私は「泣いていない」派だ。

少しほとぼりが冷めて一人になって、ふいに鏡をのぞいた時に「あっ、マスカラ落ちてたんだ……」と気づくイメージ。(フィルムマスカラだと落ちやすいのだ)そして、それを誰も指摘してくれなかったことから「独り」にも気づく。そんな風景が脳内で展開された。

歌詞を読んでいるうちに、初見でぼんやり想像していた「ミラーボールの下、ダンスフロアで踊っているわたしが本当の自分だよ、だから見抜いてね」というほどシンプルな内容じゃないことに気づいた。なんせ

この世でいちばん

注目されたい

放っといてほしい

心はいつも正反対

そんな相反する二つの要素を「全部全部 わたしだよ」と言ってしまっているのだ。

つまり「ミラーボールの下で踊るわたし」も「それ以外のわたし」もおなじ「わたし」で、そこに本当/嘘の区分はない、ということになるのではないだろうか。そんな「わたし」を見てよ、と、「わたし」は二律背反な想いを歌いながら訴え続けている。

音源が解禁された当初「ひとそれ*3」を持ち出して「また『本当の私を見抜いて』ソングだ!」との声があったが、両者は全然違うベクトルの曲のような気がする。*4

 

「マナーモード」との比較―「和田リーダー」のアンジュルムと、「竹内リーダー」のアンジュルム

続いて、冒頭でも紹介、比較した「マナーモード」との比較をもう少し踏み込んだ視点で書こうと思う。

「マナーモード」は2017年12月、つまり和田彩花さんがリーダーのアンジュルムのために作られた楽曲である。

一方「ミラー・ミラー」は2020年8月、竹内朱莉さんがリーダーのアンジュルムのために作られた楽曲だ。「マナーモード」の頃からは、和田さんが卒業しただけではなく他のメンバーもガラリと入れ替わっている。*5

冒頭でも書いたように、「マナーモード」の歌詞は短編小説のようである。隠喩も豊富だし、「迷惑かけられない」「こころはいつも 鳴ってるの」「喉をそっと震わす」で「マナーモード」というタイトルの輪郭をはっきりさせている気がする。

じゃあ「ミラー・ミラー」はどうなのかというと、歌詞の主人公「わたし」の独り言のような気がする。使われるワードも「ヤな子」「やばい」など口語的なものが入ってくる。最後の最後、「君が見抜いて」でこちらに投げかけてくる感覚。本来交わらないはずの曲中の世界がこちら(=聴き手)の世界に干渉してきたかのようで少しぞわっとしてしまう。

そしてこの二つの違いは、和田さんと竹内さん両者の違いを反映しているようにも思える。しかしそれは、和田さん=「賢い」、竹内さん=「お馬鹿」のような単純な二項対立ではなく、優劣をつけるものでもないと思っている。賢さのタイプの違いだと思う。

和田さんは、大学(院)での経験を基盤にしたアカデミックな賢さがあるように見える。

竹内さんは、自分の経験を基盤にした知恵や知識が強く表れることが多いのではないだろうか。*6

そんな二人のリーダーの違いが曲にも滲み出ているような気がした。

(ちなみに、「ミラー・ミラー」のタイミングでそれが現れたと思う根拠は、「私を作るのは私/全然起き上がれないSunday」の頃(2019年11月)は卒業ラッシュの真っただ中で、楽曲の作り手側も、ひょっとしたらアンジュルムのメンバー側もそのスピードについていけていないような雰囲気を感じた*7からである)

 

補足:「カリーナノッテ」と「ミラー・ミラー」における「鏡」のあり方

児玉雨子、鏡……ときたらこの曲を思い出したので。曲が生まれた背景も年代も全然違うのでどれだけ結びつけて考えていいかはわからないが思考ログとして書き残しておく。

鏡の向こうの私は

一世風靡の大女優

きっとあなたは 世界で一番

スターだから 色褪せない くすまないわ

でもね

背伸びのヒールで足は痛いの

ルージュは少し ずれてしまうの

「カリーナノッテ」の中で「鏡」は主人公・コピンクが自分自身の理想を言い聞かせるときに使われている。 理想・現実を両方映し出すことができるものとも言えるだろう。

そして「ミラー・ミラー」もあるときに時に「注目されたい自分」「美しい自分」、またある時に「放っておいてほしい自分」「臆病な自分」を映し出すものとして描写される。

つまり「児玉雨子詞における『鏡』」は「人間の相反する様々な要素を映し出すもの」として使われているのではないだろうか?とも考えてみた。

 

 

この記事を書くにあたって児玉さんの書いた色々な曲の詞を見直していたんですが、児玉雨子さんの詞には「理想⇔現実」に悩む人間の姿がマクロなスケールでもミクロなスケールでも描かれているな~と感じたことを記して、この記事を締めようと思います。

ハロプロ中心にそれ以外のアーティストにも提供してるので、*8皆さんもぜひ聴いてみてくださいね。

*1:「わたしやっぱりヤな子だ かなりやばい自信ない」なんかもそう

*2:ちなみに別の方の読み取りでも「アイドルの視点の歌なのではないか」という意見は散見された

*3:Juice=Juiceの「『ひとりで生きられそう』って、それってねえ、褒めているの?」のこと

*4:もちろん、どちらが良い/悪いの話ではない

*5:この間に和田さんのほか勝田里奈さん、中西香菜さん、室田瑞希さんが卒業し、太田遥香さん、伊勢鈴蘭さん、橋迫鈴さんが加入した(太田さんは活動を休止中)

*6:なんとなく、「『俺バカだからよくわかんねえけどよ~』と言っておきながら物事の本質を的確についたことを言ってくる漫画のヤンキー」感がある

*7:この辺はここ最近のインタビューからなんとなく感じた

*8:このブログのメイン読者さん向けに書くとリズムヘッド「CAUTION!!」BOYS AND MEN 研究生「不肖この俺、イバランナー」祭nine.「Hey Hey Bon Bon」おとめボタン「じゃじゃウマおてんBURN!!」作詞