ハロプロ楽曲大賞’19に参加しました
アイドル楽曲大賞とハロプロ楽曲大賞の締切を雑に覚えてたせいで前者の方締切逃しててアワ、、、ってなりながら投票しました。アイドル楽曲大賞に投票したかった曲はまた別のエントリーに書こうと思います。
投票してて思ったんですが思ってたより大衆的(予想)な結果にならなかった。*1
楽曲部門
投票時のコメントはあっさりしたものしか書けなかったのでこっちには長めに書こうと思います。
5位 人生、すなわちパンタ・レイ/アンジュルム 1.0pt
迷いに迷ったんですがこの曲は5位に落ち着きました。
朗々とした台詞から始まるこの1曲。そこからイントロが軽快に流れただけで「勝ち」を予感してしまう。
タイトルにもあるようにこの曲のテーマは「万物は流転する」というとてつもない壮大なもの。
でも、そこに仰々しい感じは全然なく、バックで爽快に鳴るブラスと「あの頃 通ってたコンビニも/知らぬ間にレストラン」のような変わり続ける身近な出来事を中心に歌う歌詞がポップさを演出している。
グループの形も大きく変わる時期で、なおかつ「あやちょがいた」アンジュルムだから生まれた曲なのかなあとなんとなく感じた。テーマはとてつもなく大きいが肩肘張らないこの感触。
間奏のソロダンスのバキバキ具合、特にむろのそれも大好き。
今まで自分が触れてきたほとんどの界隈でヒャダインにお世話になってるけど今回も本当にお世話になります……
4位 大器晩成(GIRLS LOCK AHEAD ver)/中島卓偉 1.5pt
もともとアンジュルムの歌う「大器晩成」も大好きなんですがこっちのバージョンはまた違った面白さがあると思う。ボーカルが違うだけでこうも印象が変わるのかと改めて楽曲カバーの醍醐味に気づかせてくれた。そういう意味でランクイン。
「いやいやそんなのありえないし それ大器晩成って言わないし」のところが「大器晩成って言わねえし」ってオリジナルよりググッと力がこもってるように思えて、パワーがあるのは共通してるけどベクトルが違う…!と思いながら聴いた。
よく邦ロックも聴く人間なんですけどハロの曲ってそっち界隈の人たちにも確実に刺さる何かがあるんじゃないかとこれで確信しました。
3位 Une Idole/和田彩花 2.0pt
わたしは思ってた以上にあやちょのことが好きなのかもしれない*2
ソロアイドルとして、ひとりの人間としての「覚悟」を感じた。多分まだアイドル界隈で誰も成し遂げたことも挑んだこともないことをやろうとしてるだろうから、正直まだどうなるかわからないところもある。今の日本の世の中で、こういう考え方がどれぐらいポジティブに受け入れられるかもわからない。ただ、そこに見える何か明るい未来のようなものを信じてみたくなった。彼女の気づきや疑問はどこまでも真っ直ぐだから。
最初から何かを変えようと動かなくても「気づく」ことが大事なんだ、と教えてくれる1曲だと思う。
早いこと音源配信してください できたらサブスクもしてください 後生です
2位 OK!生きまくっちゃえ/道重さゆみ 2.5pt
先に挙げた「Une Idole」が「偶像ではない」新しいアイドルの形の提唱ならば、この曲は「偶像」としてのアイドルの極致を描いているんだと思う。なんたって歌詞が刺さる刺さる刺さる。
「違う世界なんてない 息をすれば生きている」「わかんないけど 私が許すから許されてね」
脳直オタクなので初見で「アルティメットまどかかよ……」とか思ってしまったフレーズ2選。どちらか選べと言われれば後者に軍配が上がる。(なんとなく、オタクの「推しに知られなくていいけど推しから与えられる幸せを享受したい」みたいな心理も感じる)
神様は各々の心の中に存在するものだけど、誰かにとっての神様になろうとするアイドルの姿はどうしようもなく美しく思える。だけど「いつでもできる笑顔じゃないから尊い」なんだよなあ。アイドルも本物の神様じゃなくて人間なんだっていう匙加減。大森靖子、恐るべし……
1位 One Summer Night〜真夏の決心〜/カントリー・ガールズ 3.0pt
まず何よりも、この曲と、カントリー・ガールズに出会えて本当に良かったと思っています。
この曲で歌われている設定が「高校生最後の夏」なのが個人的に一番胸熱で。海や花火のようないかにも夏らしい様子とは違うけれど、もうすぐ青春が終わってしまうなあと何となく振り返って考えてしまうところ、それを時間を忘れて皆と語り合うようなところ。自分の高校生最後の夏という個人的な体験とも合わさって、すごく込み上げるものがあった。
この曲の主人公は親友の「君」に夢の話をしたが、それが何の夢なのかは最後までわからない。そういう風にあえて言葉にしないことによって、聴いている側としてはより共感することができた。
あと、「サクソフォン」「ホームラン」「フォトグラフ」「デリート」とカタカナ語がよく出てくるのが小気味良い。カントリーのふなちゃんとアンジュルムのふなちゃんだとやっぱり歌う声のトーンも全然違うから、カントリーでの歌声が少しでも多く聴けてよかったという気持ちもある。「共感」と「グループのコンテキスト」の両方の面で自分に刺さったので、これが問答無用で1位!
次点
ランクインできなかったけど候補に入れた曲を備忘録として書き記しておきます。
微炭酸/Juice=Juice
歌割りに賛否両論あったと後で聞いたんですがわたしはかなり好きです。(まなかんのカントリー・ガールズ時代を直接は知らないので、あまり触れられない)まなかんはずっとダンスメンの印象だったんですがこの曲を知ってからやっぱりジュースは全員歌唱メン過ぎて歌唱メンという概念がないんだな……と思いました。「きーともメインじゃないとジュースらしくない」って意見も見たんですが、こういう「らしくない」曲も必要だと思ってます。どのグループもそうだけど。
あと個人的には超特急の「a kind of love」と同じ方が作編曲してると聞いて緩やかにハチコ兼任するオタクなのでヒョ、、となりました。ハロ特急、親和性高いと思うんでどっかでコラボしてほしいね……
25歳永遠説/Juice=Juice
オタクの中でまことしやかに囁かれる「25歳定年説」をあえて逆手にとる、という発想。と同時にゆかにゃ以外にも聴いている側へのやさしい応援歌にもなっているんだから、雨子さんの書く歌詞には敵わない。実際、YouTubeのコメント欄を見ても「このグループは知らなかったが25歳の自分に刺さった」という内容のものがたくさんあった。歌のテーマが届いた何よりも大きな証拠だと思う。
わたしはまだ25歳ではないから、25歳になった時にどんな感想を抱くか、その時にもう一度聴いてみたいと思えた。
眼鏡の男の子/BEYOOOOONDS
素直にこれをランクインさせろよと思わなくもないけど、わたしが入れなくてもランクインするやろ〜wみたいに思ってしまった。
どこのアイドルもやったことのないような斬新でキャッチーなメジャーデビュー曲。メジャーデビュー曲はそのグループのパブリックイメージを形成する大きな要素になるが、「何だこれは!?」と初見で思わせるような笑いのセンスは誰にも真似できないと思う。ハロの頓珍漢なコメディ要素を煮詰めて煮詰めて集めたらビヨができた、そんな感じ。
高瀬くるみんの、文字に起こすと「ハァン!眼鏡電車来たぁん❤️」みたくなる独特のしゃくり上げるような台詞回しが好き。
とにもかくにもレコ大新人賞おめでとうございます。その斬新なパフォーマンスがより多くの人に届きますように!
MV部門
3位 Oh No 懊悩/こぶしファクトリー 1.0pt
基本的にMVは「何回も見てしまうほど中毒性があるかどうか」を一番重きにおいているので……
この曲はプロモーションとしてメンバーそれぞれの「懊悩あるある」ムービーが作られたが、このMVでの表情の作り方とかを見てると、何となくそれぞれの悩みが振り分けられた理由もわかる気がする。
あとれいれいはやっぱりデコ出しがいいな……と見るたびに考えてしまう。勿論今の前髪を作ったスタイルも好きだけど!
2位 恋はアッチャアッチャ/アンジュルム 2.0pt
頭の中をぐるぐる回って離れなくて、初めて見た日には一日中リピート再生してしまった。
私服風の衣装も、途中で挟まれるスポーツユニフォームの人選もかなり好み。個人的にはりかこ太極拳が一番似合ってると思います。
ハロ知らない友人とカラオケに行って歌ったときも「何これwww」みたいな反応だったので、こういうときにフックになるのも強いなあ……と実感しました。外野の反応も大事。
1位 One Summer Night〜真夏の決心〜/カントリー・ガールズ 3.0pt
「いつか終わってしまう」青春の描き方が、シンプルなのに上手くて唸ってしまう。空気感で、ああこの空気はずっとは続かないんだなとわかってしまう。優しい世界だけど、いつかここを出ないといけない。そんな雰囲気が最初から最後までギッシリ詰まっていて、カントリーの活動休止(実質的には解体)が決まってからは勝手に重ね合わせてしまってしばらくの間軽率に見れなくなってしまう不測の事態も起きた。
細かいこと言うと、ちいちゃんが部活着から途中で制服に着替えてるところがリアリティあってツボ。
どこに行けばふなちゃんを後輩にできるんですか……
次点
こちらも備忘録。
25歳永遠説/Juice=Juice
MVに出てくる金沢の風景、そこにカラフルな傘を持って歩くゆかにゃ。どこを切り取っても絵になる。
段原瑠々ちゃんを彼女にしたいと現をぬかしてるオタクとしては要所要所で映るアップショットに射抜かれまくった。ただ今回MV部門を考えるとき「何回も再生してしまうか」に重きを置いたので、何回も見るには(ゆかにゃ卒業ソング)というのもあってちょっと重いな……と思ったので外してしまいました。(実は別界隈の推しの卒業ソロ曲のMVをまだ見られていない。それぐらい心の準備みたいなのを周到にしてしまう)
推しメン部門
わたしが彼女を推すと決めたのは今年の夏。それからすぐに、カントリー・ガールズ活動休止とふなちゃん卒業のお知らせが来てどうしたらいいかわからなくなってしまった。もっと早く知っておけば、好きになっておけばよかったと後悔もたくさんした。でも、「今」彼女を少しでも知れたことに意味があるんじゃないかと思いたいし、残された時間の中で意味のあるものにしていきたい。
機転の効いたお茶目なトークと、小さな体からは想像ができないほど激しくシャカリキに動くダンスが大好き。つい数日前おはスタに久しぶりに出演したけど、何もかもが可愛くて仕方なかった。
クリスタルボイスとこれからさらに進化・深化するであろうダンス、それに愛嬌のあるキャラ。それがあれば今も、未来のふなちゃんもきっと無敵だ。
船木結も、コレオグラファーMUSUも、求茶結単も、全部全部大好きです。
総評
こんなに短期間でここまで書けるほどハマるとは予想だにしていなかった。新規ハイとかハマってすぐのタイミングで色々と大きな出来事があったのもあると思うけど。
今回ランクインも次点も含めて娘。もつばきも入らなかったの、薄々わかってはいたけど興味の偏り方がすごいな……と感じた。*3別に嫌いなわけじゃないけどね。
来年ふなちゃんが卒業したら、誰を見ればいいんだろう……というぼんやりした個人的な不安はある。
前にやったソートの結果はこんな感じ↓
だったので、よこやんやほのぴが好きだし段原瑠々ちゃんの彼氏面オタクなのも確かにそうなんだけど……とまだ決められずにいる。正解を焦らず出していけたらいいなあ。
今年がハロプロ全体にとって良い年か悪い年かは正直わかりません。来年以降何を求めたらいいかも。ただ、来年はもっと良い年になれば良いと願っています。
エイプリルフールは今日じゃねえぞという話
10/18。絶対に忘れられない一日になるだろう。
サザエさん実写ドラマでの二十年後のイクラちゃん役がなんと稲葉友さんで、「仮面ライダードライブ」でも「HiGH&LOW」でも好きなキャラを演じてた方なだけあって楽しみがまた増えた、と喜んでいた矢先に、22:00。この一文が私の心をざわつかせた。
一瞬、何が起きたのかわからなかった。たちの悪い嘘だ、エイプリルフールは今日じゃねえぞ。明日起きたら何もかもなかったことになっている。これは夢なんだ。そんな気持ちが波のように押し寄せてきた。
私が少し前からハロプロを追い始めたことは以前の記事で書いた(まさか2019年になってハロプロにハマるとは思わなかった - 新緑ノスタルジア)のだが、その矢先にまさかこんなことになるなんて。ド新規だろうがなんだろうが辛いものは辛いのだ。
それでもなんとか読み進めていくと、信じられない文字にぶち当たった。
「船木は2020年3月をもってハロー!プロジェクト、アンジュルムを卒業、以降芸能活動を休止いたします。」
?????????ふなちゃんが?????????????????
一気に、今まで渦巻いていた疑いは怒りへと形を変えた。冗談じゃない。いつかハロプロのリーダーとしてみんなを背負い、牽引していく彼女の姿を一目見たかったのに。あの大阪のチャキチャキしたノリも、パワフルな歌も、一分一秒でも長く、もっと見たかった。
何しろ現場で、生の空気を感じたかった。
それなのに。その夢を、願いを壊されたような気持ちになった。オタクはいつでも、我儘だ。
だけど今日だけは、その我儘を許してほしかった。
そして程なくして、メンバーたちそれぞれの言葉でブログが投稿された。
ふなちゃんは、ダンスを中心に自分の力を試したいらしい。
そして、芸能活動を休止してからは自分自身を見つめる機会にしたい、というようなことが書いてあった。
いつかのラジオで、ダンスをさらに上達させたいというようなことを口に出していたことを思い出した。その時は、「今でもダンスが上手いのにさらに上を目指しているんだ!すごい!」と手放しで称賛できた。
本当なら、その時と同じように、巣立っていく彼女を心から称え、応援したかった。なのに、それができなかった。ブログを読み進めれば進めるほど、怒りは悲しみになり、悲しみは涙になった。
カントリー・ガールズの2017年以降の采配については、私自身は後から入ったオタクだが知ってはいた。そして、納得いかないと感じている人が多いことも。
私も、こんなに素敵な子たちがどうしてそんな目に合わないといけないんだ、何十も考えられるプランの中で、本当にこれが最善なのか?と考えてしまっていた。
山木嬢、おぜちゃん、ちいちゃんのブログの言葉も読んだ。読んだけど、一気食いした後に咽せるような感覚になった。頭の中に入れようとしてもまったく呑み込めないのだ。
特に山木嬢の「芸能界に入りたかったわけでもアイドルになりたかったわけでもなく、ハロプロに入りたかった」という言葉が鉛のように重く沈んでいった。そして、心にしがみついて離れなかった。
そんなに強い気持ちを持って夢を掴んだ女の子たちが、こんな形で夢の終着点に辿り着いてしまうなんて。いったい誰が望んだんですか?
そしてちいちゃんはモーニング娘。として活動を続けるとのこと。だけど、その中に全く今の影も形もないカントリー・ガールズが生まれることを考えると恐怖すら感じた。
みんながちゃんと自分で考えた上の決断だし、簡単に決めたことじゃないのも、わかっているつもりなのに。なのに。
これからどうするのが正解なんだろう。何もわからない。心だけが宙ぶらりんになってしまったようだ。今のハロの中で一番好きなのがふなちゃんだから、これから現場に行くとなっても誰を見ればいいのかわからない。事務所や運営は何を考えていたのかがわからない。このやり場のない気持ちをどう処理すればいいかがわからない。普段考えられるようなことさえ考えられないほどに、エネルギーを消費していた。
「そうですか。」と全て受け入れて納得することもできないが、事務所に討ち入りしかねない勢いで怒りを燃やすほどのパワーも、もう残っていなかったのだった。
今日ほど別界隈の推しの「女の子にはいつだって、しあわせな笑顔でいて欲しい。」って言葉が重く、深く響いた日もない。後にも先にも今日だけであってほしいものだ。
最後にカントリー・ガールズの最新のMVと、好きなわちゃわちゃ光景を貼って締めようと思います。おやすみなさい。
カントリー・ガールズ『One Summer Night ~真夏の決心~』(Country Girls [One Summer Night -midsummer decision-]) (MV)
追記。
せめてふなちゃんの卒コンだけは何がなんでも行こうと思いました。こんな形で受験のモチベ上げとうなかった
俳優・小林豊を堪能しよう!出演作品レビュー/ランキング
そういえばゆーちゃむのオタクの愛称が「CHUMS」*1に決まったそうで。
本田を囲む会とかもそうですけど、こういう愛称がつくのなんかいいですよね。オンリーワンって感じがする。
というわけで(というわけで?)今回は少しだけではありますがゆーちゃむ出演作をざっくりレビューしようと思います。
この記事がこれから「小林豊の作品が見たい」と思った方のちょっとした助けになれば幸いです。
作品ごとに
「登場シーンの長さ」
「魅力度」(本人の良さがよく表れているか、はまり役かどうかなどで総合的に判断)
「作品自体の面白さ」
の三つの切り口から「独断と偏見で」評価しています。(5点満点)
下にあるほどおすすめ度が高いです。まだ見られていない作品もちょこちょこあるので無限に追記します
※レビューする関係上多少のネタバレは避けられないのでごめんなさい!
歌舞伎町弁護人 凛花
第9話に主人公・凛花のかつての大学の先輩役として登場。
一話限りの出演ではあったもののその変態紳士ぶりから強烈なインパクトを与えることとなった。
そもそもこの人顔が派手だからただの端役は似合わないだろうと思ってたけどまさかこういう方向性で殴ってくるとは。けしからんもっとやれ推しの白ブリーフ姿を見るオタク…
余談だがこの作品にはレギュラーとして武田航平さんが出演しており、この回には特定の層*2を狙ったな……?という小ネタもあるのでそこにも注目してほしい。
登場シーンの長さ 2/5
魅力度 3/5
作品自体の面白さ 3/5
計 8/15
キスのカタチ
オムニバスドラマ11本のうち「同級生」に登場。
仕事も彼女との付き合いもうまくいっていない主人公が、数年ぶりに再会した元カノである高校時代の同級生と再会し……という話の筋そのものはまあよくある内容。
眼鏡姿で「陰の者」っぽい小林豊が拝める貴重な作品。
……ただ、このシリーズ全体を通して言えることだがストーリーがかなりわかりにくい。*3設定が良いだけに勿体ないなあ……
登場シーンの長さ 3/5
魅力度 3/5
作品自体の面白さ 2/5
計 8/15
なぜ東堂院聖也16歳は彼女ができないのか?
漫画原作の作品で、初主演の作品でもある。
容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群でお坊ちゃま…と非の打ち所がないように見える主人公・東堂院聖也は、幼少期のある出来事を機に女性に対して全く自信を持てなくなってしまう。
その中で彼女を作ろうと奮闘するも毎回空回りする姿がかわいい。
話全体を俯瞰すると面白いんですけど、序盤~中盤は「手を変え品を変え女の子とのやり取りを空回りさせる」ことを主軸にし過ぎてわりとワンパターンに見えてしまうのが何とも言えない……
登場シーンの長さ 5/5
魅力度 3/5
作品自体の面白さ 3/5
計 11/15
明治東京恋伽
乙女ゲーム原作で、朝ドラなどにも出演する伊原六花ちゃんが主演。
ほかの出演者も久保田悠来さん、岩永徹也さん、松島庄汰さん、山崎大輝さんと特定の層*4を狙ってるのか……?と思う上にその中でもよくそんなに個性派ばっか集めてきたな……と思うキャスティングなので、キャラと演者の違いを比べるのもまた一興。
ゆーちゃむが演じるチャーリーは主人公をナビゲート・サポートするポジションなのだが、今時ハロメンでもそんなことせんで……ってレベルで一挙手一投足の細かな部分までかわいい。
アニメ版は森鴎外さんルート中心に話が進んでいきますが、ドラマ、映画版はそれぞれのルートをなぞりつつ一つのストーリーに収束させた構成です。
原作未プレイのくせに見終わって自然と涙が出てきた。それぐらいストーリーも面白くて心温まる良い作品です。乙女ゲームに抵抗がある人も見て損はないと思う。
登場シーンの長さ 4/5
魅力度 4/5
作品自体の面白さ 4/5
計 12/15
仮面戦隊ゴライダー
「仮面ライダーエグゼイド」の宝生永夢を主人公に据えた、トンチキ作品。*5
ゲームの世界に迷い込んでしまった永夢は、「かつて死んだり行方不明になったりした」という事項が共通する5人のレジェンドライダーと出会い、なんだかんだで6人で共闘することになり……?という作品。
本編よりツンデレ色の強い駆紋戒斗が見られるうえに、本編ではついに見ることがかなわなかった「束の間ではあるが仲睦まじそうな戒斗と湊さん」も見られるので鎧武信者的にはおすすめしたい。
登場シーンの長さ 3/5
魅力度 4/5
作品自体の面白さ 5/5
計 12/15
ミナミの帝王ZERO
関西では知らない人はいないレベルで有名な「ミナミの帝王」。その主人公・萬田銀次郎の青年時代(金貸しになる前)にスポットライトを当てた作品。
序盤のガラの悪さの中にも隠し切れない純粋な人のよさ、中盤以降の大人びた落ち着きの中に隠した復讐心と一人の女性への恋心で揺らぐ葛藤の骨太人間ドラマと言える。
アクションも繊細な心の機微も楽しめるので贅沢!
原作未読でも普通に楽しめる面白い内容だと思います。
相手役の太田夢莉ちゃん(NMBメン)もすごく綺麗で、ラストの二人には思わず泣きそうになった。
太田夢莉ちゃんの話は過去に記事にしてるのでよかったら読んでやってください↓
lettucekunchansan.hatenablog.com
登場シーンの長さ 5/5
魅力度 5/5
作品自体の面白さ 5/5
計 15/15
仮面ライダー鎧武/ガイム
言わずと知れた出世作。佐野岳さんとの「がくゆた」コンビ発祥のきっかけとなった作品でもある。去年のジオウ客演でも話題になった。
今でも撮影当初のエピソードに触れてくれたり、ジオウトークショーに出ようと思えば出られたが自分のキャラで子供の夢を壊したくないからと辞退した話など、「駆紋戒斗」「仮面ライダーバロン」というキャラを大切にしてくれている気持ちが伝わる話が多い。
ゆーちゃむ演じる駆紋戒斗はいわゆる「2号ライダー」と呼ばれるライバル的ポジションで、佐野岳さん演じる主人公と対立する。最初から最後まで自分の考え・信念を貫く潔さが良いんだよな……
脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄さんが担当しており、先の読めないハラハラ感と独特のダークな雰囲気が好きならハマること間違いなしの重厚な名作。
登場シーンの長さ 5/5
魅力度 5/5
作品自体の面白さ 5/5
計 15/15
俳優・小林豊について個人的雑感
顔が派手な分端役が似合わないよなあと思う。だからこそ1話限りで出るときに「歌舞伎町弁護人 凛花」みたいなトリッキーなポジションが当てられるのかなあと思ったりもする。そして顔だけ見て「かわいい」か「かっこいい」かで言うと後者寄りに分類されるから、「ミナミの帝王ZERO」「仮面ライダー鎧武/ガイム」みたいなクールで無愛想な役が結構しっくりくる。無論新規はそのギャップに驚くんだけど……
あと「小林豊の演じる男あるある」で
・恋愛下手(普通の順風満帆な恋愛ができない)*6
・不器用
・どんなに打ちのめされてもへこたれない鋼のメンタル
ってあるような気がしました……
今後見てみたいなあと思う役柄は
・「歌舞伎町弁護人 凛花」以上に変態的な役(「セクシー」ではないのが肝)
・深夜ドラマだと王道のグルメもの(最近の例なら「面白南極料理人」「きのう何食べた?」みたいな感じ)
・本人がやりたがってる吸血鬼役(吸血鬼、筆者の癖でもあるので……)
・パパ役(赤ちゃんと楽しそうにしてるところが見たい)
・朝ドラのめちゃくちゃ個性的な脇役(最近だと「まんぷく」の菅田将暉、「わろてんか」の広瀬アリスとかみたいなポジションですね。あさイチのプレミアムトークに呼ばれるのも見たい)(朝ドラの民なので)
あたりですね。
そしてこれからの出演作の話なんですが、愛知県で撮影されたNHKプレミアムドラマ「黄色い煉瓦」への出演が決まっています。11/27放送。
ヤスケンさん主演で、帝国ホテルを飾った黄色い煉瓦の製作に携わった職人にまつわる、実話をもとにしたドラマです。
そしてあの「がくゆた」コンビが再共演しています。今から楽しみで仕方ない!
少しでも興味を持った方がいらっしゃったら見ていただけたら幸いです……!
これからもいい作品に出会えますように!
まさか2019年になってハロプロにハマるとは思わなかった
どうもレタスです。
私は今までなぜこの界隈に見て見ぬふりをしてきたんだろうかという勢いでハロプロにハマっているという話をしたいと思います。
きっかけはこれ
もともとハロと兼任してるアイマスやボイメンのオタクがなぜか多いTLだったので、MV公開日にはTLが一気に「ひとそれ」一色に染まったのを今でも鮮明に思い出せます。色々な良いものを知っているフォロワーがそんなに絶賛しているなら、いいものに違いないと思い見てみました。
めちゃめちゃええやん……
……そして、最後の「誰か愛したい」歌ってる人きれいだな~なんて名前かな~ぐらいの軽いノリでツイートすると「かなともこと金澤朋子さんですよ!」とフォロワーさんからリプライが来てめちゃくちゃビビりました。
そしてまずはジュースからいろいろなグループを巡っていこうと思いいろいろな動画群を漁りました。
なんでこんなに動画系の福利厚生がいいんだ……??ってレベルでいろんな種類の動画が揃っててビビり散らした。ライブ映像とかすぐホイホイ公開してくれるんですね……
あとスキルメン大好きオタクとしてはレコーディング映像を公開してくれるのがすごく嬉しかったですね。
↑これの4:03~みたいに一人ずつ載せてくれる。
色々な動画を探すうちにピンときたグループを見つけられました。
アンジュルムです。
↑一番好きな曲。
「私たち個性的でしょ?」なんて一切主張しない*1のに、全員の個性が自然に引き立っているのがすごいと思います*2(小学生並の感想)
ベースの衣装デザインが共通であって、メンバーカラーだけ変えてあったりスカートだったりショーパンだったり……みたいな細かなアレンジが違うみたいなことはハロプロ内外問わずどこのグループでもよくあることだと思うんですけど、曲によっては全員の衣装が全然違うのもユニットの雰囲気に合っていて良い。
このビル前のシーンなんか全員の衣装の色も形も全然違うのに自然な統一感が出てる気がします。
そして、「これ以上ハマったらヤバいな……」と思いつつ、推しを見つけてしまいました。(無限に推しが増えていくビュッフェ型オタクなので)
船木結ちゃんです。
ふなっきはカントリー・ガールズとも兼任していると知りカンガルのMVも注目して見てみました。
↑二つが特に好き。こんなロカビリー調が似合うアイドル、いる?
(カンガル周りのいろんな采配の話も知って悲喜こもごも)
ざっくりイメージ分けして「かわいい」カントリー・ガールズと「かっこいい」アンジュルムでこれだけ毛色を変えた見せ方ができるのすごくないですか……?
ももちイズムを継承していると聞いて納得しました。*3
作った側の意図としては多分「もし彼女だったら……」のイメージだろうけど、どういうわけか「孫に欲しい……」って気持ちが沸いてしまう。
これだいすき(語彙力の消失)
最後にアンジュとカンガル以外のグループでこの子いいなって思った子を書こうと思います。
・娘。
横山玲奈ちゃん
→ビジュアル・キャラ合わせた全体の雰囲気が犬っぽくてかわいい。あとライダー好きと聞いて親近感が湧きました。
・ジュース
金澤朋子さん
→ビジュアルで惚れました。メイク動画ヘアアレンジ動画の全く参考にならないあの感じ好きです。
・こぶし
野村みなみちゃん
→地声かわいくて天然なのと低音がよく響くギャップ。こぶしはアカペラ動画中心に見ていったら箱推しになりそうで怖い……*4
・つばき
小野瑞歩ちゃん
→つばき美少女揃いすぎでは??って思ったけどこの子のビジュアルがすごく存在感ある気がします。
・BEYOOOOONDS
小林萌花ちゃん
→ピアノとかクラシックが好きなので、ピアノ弾けるってだけで注目して見てしまうんですけど、この個性がBEYOOOOONDSのユニット独特の空気の中で「ただピアノがうまい」だけじゃない魅力として置かれているのが良いなと思います。*5
ハロプロって20年以上の歴史があるのでここに入っていくことに多少の躊躇いはあったんですが、それだけ楽しめる要素も多いってことで少しずつ楽しんでいけたらと思います。ベリキューが気になる。
以上です。(今年に入ってから推しが増えすぎという自覚はある)
【誠】BOYS AND MEN誠Zeppツアー2019〜元気いっぱい全国大冒険〜【大阪公演】
※この記事にはセットリストや演出などのネタバレが大いに含まれます。気になる方は閲覧をお勧めしません。
とか言いつつ記憶ガバガバなので間違ってるところあるかもしれません.......(保険をかけるオタク)
7/5に行われた誠のZeppツアー、大阪公演に行ってきました。
期末考査と被っててギリギリまでチケ譲渡しようか悩んだんですけど、普通にめちゃくちゃ楽しかったです。
当日の昼過ぎぐらいに現地着。会場周辺には今回のツアーTシャツ着てたりかばんにぬい付けてるオタク結構いてちょっと安心した。
参戦は一人だったんですけどフォロワーさんと会えてニンマリ。
ありがたいことにお菓子や手作りグッズをいただいたり写真撮っていただいたりしました……
ツーショ初めてだったのと金欠だったのとが相まってツーショは一枚。
そういえば買ってなかったなあと思って公式ペンラ買いました。ボイメンの公式ペンラってターンオン社製造なんですね。まさかこんなところでもお世話になるとは……*1
開場まで時間あるなあと思って少し道頓堀の方まで足を運んだりもしました。
「ミナミの帝王ZERO」の一話に出てきたっぽい場所の写真を撮ってきたんですが、いまひとつ確証が持てないので有識者いたら教えてください……
そしてなんだかんだあって開場時間。柵のすぐ近く確保できたのでかなり自由に楽しめました。中に入ってセットが結構しっかり組まれていることに気づいて驚きました。映像でしか見てない仏恥義理ツアーのセットはフェンスにドラム缶といういかにもヤンキーって感じのものだったんですが、今回はでかい木のパネルを中心に据えた森をイメージしたセットが組まれていました。後々のMCで本人たちも言っていましたが、「お遊戯会」感がすごかった……wでもこれも「BOYS AND MENの誠」ではなく「誠」のライブだからこそできたことだよなあ……
でもジャングルにウグイスはいないと思うんだ
研究生関西のオープニングアクトからスタート。煽りにも勢いがあって曲全然知らなくても乗れて声出しもできました。
曲始まる前の寸劇で本田くんがたこやきの被り物でモノボケやることになって草生えた。笑いの沸点がアホみたいに低いのでめちゃくちゃ笑いました。
01.Dream Soldier
ツアー始まる前からメンバーが数年ぶりに*2この曲をやるってことは何となく匂わせてはいたんだけど、まさか一発目からぶち込んでくるとは思わなかった。
わたしも生で見るのはこれが初めてだし多分会場にいたオタクにもわたしと同じような人が結構多かったと思います。その分会場の沸き上がり方も尋常じゃなかったです。
本田くんがかわいいのはもちろんなんですけど、土田くんめちゃくちゃかわいくなかったですか……??あの人多分最近自分の可愛さに対する需要に気づき始めたからおっそろしいよ……
そしてここでフォルティシモ衣装に着替えたのは意表を突かれましたね……あれめちゃくちゃいい衣装じゃないですか?本田くん衣装にフードがご用意されてるのがポイント高い。
02.BOYS AND MEN 夜露四苦
一人ずつ出てくるスタイル良いですね。セリフ部分もCD音源とは違うメンバーが言っていたりしたのが新鮮でした。この曲はライブで聴いてこそだ。
そして自己紹介ソングとしてF&Fを使わないところにヤンファイ兄さんを一切感じさせず「誠」として最初から最後までやりきるんだなあという意思を感じました。
03.READY×READY!
この曲は安定して盛り上がりますね。
どこまでも一緒に進んでいけるなと確信できたステージでした。
04.フォルティシモ#ff
このタイミングでやると思ってなくて流石に膝から崩れ落ちるところだった。
落ちサビ前の吉原くんパート「時を止めて世界が羨むくらいのキスを」の歌い方本当に好きです。友ありて・・のグループトークか何かで「夢で終わらないでみたいな(バラード調の)曲が歌いやすい」って言ってましたけどこういうポップももっと聞きたいなあと思いました。
05.DOGI MAGI
フォルティシモはどぎまぎの公式アンサーソングらしいので披露順逆かと思ってた。
やっぱ「どんなに頭から追い出そうとしても~」と「どんなに男磨いても君には~」の振りは可愛いですね。
06.Lovely Monster
この曲のコール予習してなかったんでちょっと焦った。でもまあ今回で覚えられたからいいか……
ライブも映像も含めて何回か振付見ててかわいいなと思ったんですがどうにも思い出せない。コールばっかりしてないでたまにはゆっくり落ち着いて見ようかな。*3
07.サマータイム☆キッス
この曲は勇翔くんの歌い方が好きですね。1Aの歌いだしが特に好き。
あと好きなのは落ちサビ前の「Speaking of Summer!」からのテンポ早くなるところ。
衣装が爽やかな分普段の学ラン衣装より雰囲気出てるなあと感じました。
MC
ここら辺高まり過ぎて記憶曖昧なんですがオタクがどこから来たのかみたいな話題になってましたね.......
そこで海外から来た人いる?ってことになり、台湾から来たオタクがいたので台湾ラーメン(どローカルなネタ)の話になるメンバーたち。関西でもこのスピリットなのマジで誠だな.......と思いました。
次のブロックに移る前に、ここまで一言も話してない勇翔くんに次へのフリをやってもらうことに。めちゃくちゃ場の空気熱くして最後「どうぞ」で締めたので「それが許されるのはまつ〇ゅんさんだけや!」っていじられてた。
08.帆を上げろ!
落ちサビのけんちゃんパート「失うものなんてないだろう」が「失うものなんてないだろう……大阪ァ!!!」って煽りになっててめちゃくちゃ盛り上がった。やっぱここぞって時のけんちゃんの煽りは物凄いパワーになるね……
09.炎・天下奪取
前日のブログでめちゃくちゃタオル回してアピールしてたのでボにタオル曲あったっけ?と思いながら一応ナゴドタオル持って行ったんですけど炎天下はこれからタオル曲ってことでいいんですか??
そこまでタオルアピールするなら物販でタオル用意してもええんやで
レギュ引っかからないギリギリの範囲で暴れられたのは楽しかった。
10.夢Chu☆毒
リリイベでも運よく見られたんですけどやっぱ昭和感全開でオタクも振りコピしやすい振りがいいですね、早くMV化してほしい……
「誰が呼んだか俺…」のところが特に好き。
MC
THE・ボイメンと呼べるような3曲も誠だけでやると「暑苦しさ」以上に「さわやかさ」を感じますね。
大阪にまつわる話が聞けました。
🍆「梅田は俺の庭だから(ただし何がどこにあるか把握できてない)」
大阪では女子が猫も杓子もタピオカを持ってるって話から、誠メンバーが学生の頃はリプ〇ンの紅茶がそれにあたる存在だったなあという話題に。
🐣「えっ僕りんごとかぶどうのこんにゃくのやつ飲んでたんだけど……仲間になれますか?」
🌸「それももうそういうジャンルや!ようこそ紙パック共和国へ!」
平和って……こういうことを言うんだね……
すぐ後にタピオカ帝国ってパワーワード出てきてじわじわ来た。
Heppの観覧車に乗った話へ。
じゃんけんで組み分けを決めたらしいんですが、吉原-本田平松勇翔土田に。
🐹「24年生きてきて初めて一人で観覧車乗ったけど 3分の1過ぎたら落ち着いてきて頂上まで来たらもうスタバより落ち着く環境でしたね」
🍏のマークのノートパソコン持って行ってゆったり作業できそう、らしい。
本田くんがノートパソコンのことわざわざノートPCって言い換えてたのが和んだ。
🍆「(Heppのクジラを見て)俺はサメに見えたから(強気)」
ここで衣装チェンジ。着替え中の影ナレで本田くんがめちゃくちゃいじられてました。
影ナレ「Tシャツの本田隊員がずいぶん人を小馬鹿にしたような顔だが……」
🌸「人と接するときは敬意を示すようにしてるんですが…」
🐣「見たまんま書きました!」
🐹「見たまんまだと思います!」
🍆「見たまんまだと思います!」
🖖「興味ないデース」
そしてフォルティシモブックレット内の花柄衣装へ。ここからは「クールでかっこいい」ブロック。
11.FAKE
はじめ誰もいないステージにスポットライトだけが照らされ、イントロと同時に入ってくる演出。人間って本当に興奮すると膝から崩れ落ちるんですね……
この曲、オリメンは小林土田田中田村勇翔なんですけど、オリメンじゃないメンバー・歌割でもばっちり自分たちのモノにしていて誠のポテンシャルの高さを感じました。
けんちゃんの声は伸びがあってステージ中に響きますね。Cメロ~落ちサビの流れは震え上がった。
12.DESEO
FAKE同様スポットをうまく使ってたと思います。大阪でも間奏本田くんのターンはキレキレだった。
欲を言えば、勇翔くんの花柄衣装にもハットが欲しかった……*4
エンドトーク
全員が今日の感想、ファンへの感謝の言葉を言ってくれました。
ド新規のくせに誠の9年間の歩みとか成長とか想像して泣きそうになった。
土田くん「誠の5人でのレッスンが楽しかった」
吉原くん「ゼロから作ったツアーだから喜んでもらえるか不安だったけど、こうしてみんなが喜んでくれて本当に良かった」
勇翔くん「このツアーを機に9年一緒にいてもまだ気づかなかったメンバーのことに気づけた」
本田くん「しんどいときに、僕たちがみんなの生きがいになってくれていたら嬉しい」
けんちゃん「みんなが応援してくれるから僕たちはこうしてライブをしたり、イベントに出たりできる。僕たちも、みんなのために頑張ってる」
誠5人、そしてボイメン10人でこれからもたくさん夢や目標を叶えていきたい、と言ってくれました。ステージに立つその時の姿は誇りと自信に満ちていて、本当にこのグループを好きになってよかったなあと思えました。
13.Candor
こう繋げるのずるくない?????
Candorの意味は「率直」。エンドトークで率直な今の思いを伝えた直後に歌ったからこそより一層心に響きました。
14.夢のカタチ(バラードバージョン)
この曲自体は何度かライブでも聴いてるけど、バラードバージョン聴くのは初めてなので新鮮だった。これ音源化してた.....?と思って調べたらバラードコレクションなるCDがあるんですね.......買うか.......
アンコール
EN01.アッパレ!夢パレード
ここで初めて学ラン(ベストアルバム)に衣装チェンジ。中のシャツが今回のツアーTシャツでした。
歌詞を読んでみると所謂「ボイメンらしさ」って言える要素が結構入ってるんだけど、それでも「誠にしか歌えない曲」として仕上がってるのが流石だなあと感じました。
EN02.ONE WAY
この曲で〆、アリですね……
けんちゃんの「たまには転んで傷が増えても」からミュージカルみたいな歌い方になってたのが面白かった。
めちゃくちゃ楽しいライブでした。誠メンバー自らライブを作っていっただけあって、陳腐な言い方ですけどファンへの愛情や思いやりを感じることができたなあとしみじみ思っています。
今回のライブって、かなりボイメンのライブでの「お決まり」をいい意味で破ってるんじゃないかと思います。
・ヤンファイ兄さんの持ち歌カバーどころかF&Fもやらない
・ライブでやれば確実に盛り上がる「名古屋」要素が強い曲(ヤマダンやなごやめし)を干す
・アンコールまで学ラン封印
・ラストがチャンフォーじゃない
ナゴドに向けてのライブだった仏恥義理ツアーとは違い、今回は「BOYS AND MENの誠」ではなく「誠」っていうのを伝えたいがためにここまでガラリと変えてきた。
だからこそ、誠の「元気いっぱい全国大冒険」というコンセプトをより解像度高く感じることが出来たのかなあと終わってからぼんやり考えてました。
いつもの現場の倍ぐらい楽しかったし、ライブ後のツーショ会で受験前最後の現場って言ったら本田くんに喝入れてもらえて偏差値を分けてもらえたんでまた頑張ろうって気持ちになりました。
次の現場マジでいつになるかわからないんですけど次の現場で最高更新されるか楽しみです。
会って話してくださったフォロワーの皆さんもありがとうございました。
最後に。
誠はいいぞ!!!!!
(いやでもヤンファイ兄さんたちでこれぐらいコンセプト固まったライブも見てみたいな.......影ナレの生徒会長VSヤンキーみたいな.......)
【ミリオンライブ!】THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!!【神戸1日目】
生まれて初めてアイマスライブの現地に参加しました。初現地が地元で大好きな神戸で本当に幸せ者です。
つらつらと個人の感想を書いていってるのでセトリや新情報だけ確認したい方は↑の方が早いと思います。
*
仙台公演がユニット衣装再現だったと聞いて衣装への期待度をめちゃくちゃ上げてたんですけど、皆ほぼミリシタそのままの衣装で出てきた瞬間めちゃくちゃ驚きました。特にゆいトンが細いスタイルも相まって99.9%奈緒だった……これ奈緒Pめちゃくちゃ嬉しかっただろうなあ……
*
1 Princess Be Ambitious!!
属性別曲で一番好きな曲だからこの曲でスタート切れて嬉しかった。
「高すぎる理想だって 清く首尾よく努力で挑んでゆけ」が端的にPrincessという属性を表してるんだよな……
【STAR ELEMENTS】
2.Episode.Tiara
今までのユニット曲がちょっと捻った形で「Princess」を伝えてきたけどこの曲は正攻法で刺さる感じ。ここら辺からすでに「同じ振りなのに微妙に違いがあってキャラクターの個性を反映してるように見える」フィルターがかかって声優ってすごいな…って感動した記憶がある。
3.まっすぐ
えっまっすぐさん!?!?!??!ってイントロ流れた瞬間動揺した。いまいち選曲理由がピンと来てないんですけどこれドラマ聴いたらわかるんですかね
朗読劇
こんなギスギスしたやつやるんだ!?あのコミュ踏まえたうえで未来ちゃんの「バカにしないで!」聞くとね、めちゃくちゃ未来ちゃんを褒めたくなる……
終演後恒例のTL感想戦で実質平成ライダーとか言われてて草生えた。そう言われたらもうセイランさん2号ライダーミオちゃん3号ライダーにしか見えなくなってきたじゃんやだ……特撮オタクの悪しき性……
4.ギブミーメタファー
イントロ聞いた瞬間「そりゃこれ神戸までとっておくわな……」ってなった。まあMTG2曲目ってユニットのドラマパートありきみたいなところもあるもんね……
【Charlotte・Charlotte】
5.だってあなたはプリンセス
ドールの箱に入れられてるっぽい演出、最高でしたね……徳川まつりのオタクだからずっと脳内が「最高…」で埋め尽くされてた。ゆうちゃ提案の色替え結構浸透しててカラフルな空間できてたのが嬉しかった。
ここだっけ?曲終わりのMCで階段降りるとき二人ともスカートの裾つまんでプリンセスしてて感動した。ゆうちゃが「お茶会にしましょう~」って言った時めっちゃ和んだ。
6.フタリの記憶
この曲、ずっと「片方が幽霊になった恋人同士の歌」として解釈して聴いてたもんだからイントロ聞いたときは正直マジかよとか思っちゃったけど「シャルシャロの曲として再構築する」演出はよかったと思う。縦長のモニターを鏡の中の異空間っぽくするやつとか。アンニュイまつり姫が見られたのもよかった。
7.魔法をかけて!
まさかこれが来るとは思ってなかった。けど聴けてよかったかなと思います。「ASの曲をシアター組がカバーする」こと自体については別に反対はしてないので。誰がカバーしたところでオリメンが一番なのは変わらないし……もしFairy公演で美希の持ち歌カバーされても「うちの美希しか勝たん」って言う
8.ミラージュ・ミラー
こんな強い曲だったっけ???いや試聴段階から強いとは思ってたけどライブの演出が加わったことで最強になった気がする。
【トゥインクルリズム】
9.ZETTAI×BREAK!! トゥインクルリズム
この曲は無条件で盛り上がりますね。特撮オタクだから武器持って登場した瞬間沸きまくった。ギョーカイジン・ギャランティ出てきたときの演出がパワポみたいで草だった。
10.Fate of the World
「かっけー………」しか言ってない。歌詞がトゥインクルリズムっていうユニットに合ってるかって言われたら正直微妙だけど……3人ともアクション綺麗だしかっこよかったけど特に亜利沙が武器振り回すたびに長いツインテールが揺れるのめちゃくちゃ興奮した。あと構えの「ガチ」感でみっくが特撮オタクなの思い出した。みっくも百合子も絶対楽しかっただろうな……
11.Tomorrow Program
アイマスのライブでこんな爆笑することある??????????スタンドの向かって右側の座席だったので機材とかで右側の縦長モニターがよく見えなかったのが悔やまれる。LVだと「いつでも、ほら…カンペは出てるんだ」のところでステージ前のカンペモニターが抜かれてたらしいですね。それはそれで見たかった。
【閃光☆HANABI団】
12.BORN ON DREAM~HANABI☆NIGHT~
和太鼓と共に登場するところからもうダメだった、ゲームやドラマパートと変わらない閃光☆HANABI団がそこにいた、この瞬間はたしかに神戸は「夏」だった
仙台公演のセトリ見て、MTGのカップリング曲もやるって確定してからこの曲が聴けるのが楽しみで楽しみで仕方なかったけど、期待以上のものを見られて本当に良かった。
13.MOONY
ここでJUNGOへの熱い手のひら返しした。
無難にサニーかな~~~~まあラムネ色青春来たら嬉しいけど……ぐらいに構えてたらこんなことある???????????アレンジ音源配信早く……
ここのMCも本当にすごいものを見られたと思う。折角のハイクオリティだししっかり衣装見てもらおうよ、って流れになってくるっと1回転して衣装を見てもらう流れになったんだけど、演者さん5人ともキャラクターとしてのアイドルの個性を100%引き出しててちょっと泣きそうになった。特に海美が「まわるねっ!」って言ってちょこちょこ回った瞬間がやばかった、思わず「可愛い~!!!」って叫んでた
そしてやっぱべーせんは面白いですね、だれらじ時々聴いてるぐらいのオタクですけど…
14.咲くは浮世の君花火
前の2曲もそうだけどべーせんと紗代子の歌のうまさにずっと唸ってた。閃光☆HANABI団は青春。閃光☆HANABI団ブロックの和太鼓は梵天さんが参加されてたんですけど、グループの名前だけは知ってたのでめちゃくちゃ驚いた。最後に全員出てくるの歌番組の演出そのものでしたね。ある意味テレビ番組がコンセプトの今回の公演らしい演出だと思います
【ソロ・LTD・LTF】
15.メメント?モメント♪ルルルルル☆
美也パートを亜利沙が歌うことでちょっと違った趣が生まれててよかった。
16.WE ARE ONE!!
のり子コールほんとに熱いですね。なーなさんのパフォーマンスすごかったし次現場行く時はマイペース☆マイウェイ聴いてみたい。
17.Only One Second
熱い曲から熱い曲に繋がれた感じだけど熱さのベクトルが違うのが面白い。例によって歌唱力の高さに圧倒されてたんですけど、すごいのはそこだけじゃないよなって感じました。
18.あめにうたおう♪
可奈Pじゃないのにこの曲聴くたびに泣きそうになる。最後の合唱はモニターに歌詞が表示されてる親切仕様でしたね。
19.朝焼けのクレッシェンド
この曲ちょっと歌いにくそうにしてて心配しながら種ちゃん見守ってた。ラスサビ素晴らしかったね……
20.Starry Melody
「みんなとだから ここまでこれたんだ」「おわらない夢の中で」ってとにかく歌詞がエモいこの曲を回収できてよかった。
21.Understand?Understand!
本日2度目のJUNGOへの手のひら返し。絶対やらないだろうと思ってたしTLでもやらない派の意見が目立ってたから皆考えることは同じなんだろうな、イントロからもう熱気が今までのそれとはまったく違った。同じ振りでもおしとやかさが強い琴葉、元気にぴょこぴょこ動く海美の対比が素晴らしかった……
22.満腹至極フルコォス
中華街がある神戸の街でこの曲はマストと思ってたら本当にやってくれて嬉しかったしぜっきーさんもそのことに触れてくれて兵庫県民なのでめちゃくちゃ感動した。わっほ~~い!!!
23.チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!
この曲はいつでもどこでも盛り上がれるので強い。初めて聴いたときから亜利沙良い曲もらったよな……って思ってたし、生のコールでここまで盛り上がりが加速するのを感じられてよかった。りえしょん曰くこの曲は8000万年ぶりにやったらしい。限界オタクみたいな数の数え方してんな……って思った。
24.プリンセス・アラモード
徳川まつりのオタクだからこの衣装とこの舞台セットでこの曲披露するのあまりにも「正解」過ぎて唸ってた。もっと大規模なハコでやることがあったら空中パフォーマンス使ってこの曲やってほしいな……空中ブランコとか。
25.PRETTY DREAMER
オリメン奈緒しかいなかったけどそんなこと関係なくめちゃくちゃ沸けた。沸いた分ここの前後あんまり記憶がない……
26.DIAMOND DAYS
あんま記憶ないんですけど、ここで改めて全員の演じるキャラクターとのシンクロ率の高さを再確認できた曲だと思います……
【アンコール】
27.UNION!!
担当からステージの上、しかも生で「ありがとう!!」って言ってもらえるの、本当に感慨深いものがありますね……
28.Brand New Theater!
ああ本当に終わっちゃうんだな……って思いながらも最後の最後まで盛り上がれたと思います。2番あたりでべーせんと上田麗奈さんが抱きしめあってるところでウルっときてしまった……
【まとめ】
全体的に見て、Princessらしさがよく出ていた公演だったんじゃないかと思います。担当の輝ける姿を生で見られて本当に良かったし、高坂海美をプロデュースしていて、上田麗奈さんをいちファンとして応援していて本当によかったと思えました。
そしてやっぱり自分は徳川まつりのプロデューサーにはなれないと感じさせられた公演でもありました。どうしても今の自分が彼女をプロデュースできるビジョンが見えなかった。ずっと拗らせたファンとして応援していくんだろうな、と思います。
あと、今回を機に閃光☆HANABI団に対する「脳筋」っていう偏見が少しでも変わったらいいなあ、とも思いました。あのユニットは、ひと夏の青春の塊なので…………ちょっとでも気になった方はCDのドラマパートも聴いてもらえたら嬉しいです。
この言い方は陳腐だしあんまり使いたくはなかったんですけど、令和初の現場がこれでよかった、良い日でした。
以上です。
舞台「仮面ライダー斬月」-鎧武外伝-を見てきました。
表題通りです。29日のマチネを見てきたので感想をつらつらと残していこうと思います。
本当はソワレも行きたかったしアフト見たかった
当たり前ですがネタバレ要素を大いに含みます。ご了承ください。
ストーリー
あらすじに関しては↓から見てください。
暴力がはびこる世界が舞台と言うことで内容は本編以上にシリアスになっているのですが、それ一辺倒ではなく掛け合いなどでクスッと笑えるようなフレーズもあり、重苦しくなり過ぎないちょうどいいバランスだったと思います。虚淵さんは本編でもこれぐらい激しく描写したかったのでは……?とも思いました。*1
その掛け合いも、「日曜朝のテレビで放送する」というしがらみがない分、割とやりたい放題でしたね…主にベリアルさんが……wあと主任は別におじさんじゃないと思う(小声)
登場人物や台詞等、いたるところに本編のオマージュがちりばめられているのが印象に残っています。
アイムが「みんなを救うためにこの力を使う!」と覚悟を決めたシーンでは自然と紘汰に重なりました。
また、本編でも特にエモの塊だった紘汰VS戒斗の最終決戦は、アイムVSグラシャ*2、主任VS雅仁*3というふたつの形で踏襲されていたのでとても驚きました。正直賛否両論あるだろうにまさかそこまでしてくれると思わなんだ……
ただ本編を再構築して描写をなぞるだけでなく、アイムたちアンダーグラウンドシティの住民たちを通してこの作品根幹のテーマである「強大な力の使い方」や、「大人」と「子ども(若者)」の対極的な構造を新しく描いてくれたと思っています。なので私はこのシナリオに大満足です。
主任は……独りじゃないとわかったから「変身」できたんだよなあ……*4
演出
変身シーンや戦闘など、どんな描写になるのか全く予想できず正直期待と不安が半々ぐらいだったのですが、「予想外・期待以上」でした。
半透明のスクリーンに映像演出を映す*5のは今までの舞台で見たことがないような新鮮な描写でとても驚きました。ものすごいものを見せられていた気がします。この他にもパネルを使ったり、暗転やホワイトアウトをうまく使って絶対にワンパターンにさせないところが良かったです。
それとこの舞台、落下シーンが結構あったんですが、これに関しては役者さんすごいなあ……と息をのみました。
演者
舞台俳優に疎いので主任役の久保田悠来さん以外ははじめて名前を聞く方ばかりでしたが、どの方の演技にも迫力を強く感じました。久保田さんもテレビ向けの演技とはまた違った雰囲気があったと思います。
特に、影正役の原嶋元久さんは、怒りや憎しみから叫ぶシーンが多かったのですが二階席からでも周りの空気がビリビリ震えるように思えました。すごい……
フォラス役の宇野結也さんも、インベス化してからの暴走する演技に震えました。
*
本筋に全然関係ないんですが終演後ロビーでインベスの物真似してる小学生ぐらいの子がいて和みました……斬月でなくよりにもよってインベス……
総括すると最高によかったです、初めて見たライダーが鎧武で本当によかったと思わせてくれました。
最後に、
今日も明日も当日券出るらしいから行けるオタクは是非行ってほしい、大千秋楽はDMMで配信もあります
以上です。